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異質なもの同士、どう共存するか〜150度〜
ホロスコープで150度の角度を作る
インコンジャンクトというアスペクトがここのところずっと気にかかっている。
私の出生図では、
牡牛座3ハウスの月と、
射手座10ハウスの水星・天王星が、
ぴったり150度になっている。
牡牛座3ハウスの月は私の出生図では大きなポイント。
それ以外の星は全て上半分(南半球)にいるので、
月が私の帰るべき場所、ベースになっている。
牡牛座3ハウスの月(=心、素の自分)は、
どう感じたか、をいつも一つずつ点検していて、
牛が草を何度も噛むように、
アンテナにひっかかった感覚を、
自分の中で、
もしくは身近な人との会話で何度も反芻して、納得していく。
一方で、射手座10ハウスの水星・天王星(言語×ひらめき・革新性)のコンジャンクションは、
おおらかで陽気で自由で、
軽いノリで喋っている。
喋りながら、書きながら、読みながら、聞きながら、どんどん思いつく。
細かいところはさておいて、どんどん言語化していく瞬発力がある。
月は、そんな水星・天王星コンビについていけなくて。
いつもやれやれと思いながら、でもその言語化されたものたちを、
ゆっくり受け止めては、
あれ?それなんだかちょっと違うかも?
どうかなあ?
と、のんびり咀嚼しては反芻したりしている。
だから、スムーズに喋れない、書けない時もよくあるし、
喋りながら、書きながら、今いち自分の感覚とフィットしないこともある。
本当に全然違うタイプが自分の中で共存していて、
全く本当に困ったものだなあとお互いに思っているような感覚。
松村潔先生の本「完全マスター西洋占星術」には、
「150度は、資質の違う要素を意識的に調整しなくてはならないことを意味します。
つまり、2点間が調和的な関係を作るまでは互いに縛り合う。
天体の持つ原始的な資質を訓化し、能力を磨くので、苦しいけれどメリットの高いアスペクトです。」
とある。
ものすごく腑に落ちる…
繰り返し繰り返し訓練して、
何度も葛藤して、使いこなせるようになっていく。
ずっと付き合い続けていく2つの質。
異質なものが共存するのはこの世界も同じだから、
自分の中にこうして全く違う質があると自覚して訓練していくことは、
様々な人と関わって生きていくときにも役立つのではないかなあ。
それでもやっぱり、
異質なものを自分の中に共存させることは、
葛藤も多いしエネルギーがいるから、
心身を健やかに維持することが、
人より少し大変かもしれない。
自由すぎる射手座の水星・天王星に翻弄されている牡牛座の月。
のんびり過ぎる牡牛座の月にイライラしている射手座の水星・天王星。
お互いに自由にしてあげる時間を作って、
それぞれ労ろう。
今日は、
運行中の水星が射手座入り。
ますます私の射手水星が張り切りそうだけれど、
牡牛月の「気持ち」や「感覚」
からかけ離れた発言ばかりしないよう、
気をつけつつコミュニケーションをはかっていこうと改めて思う。
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