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Dota2から学ぶ負けるチームの特徴
Dota2は世界的人気を誇るMOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)系のゲームです。このゲームは、5vs5に分かれて、相手プレイヤーと戦闘しつつ最終的に相手の陣地にあるタワーを倒したら勝ちというゲームです。プレイヤーは約100種類のヒーローの中から1つを選択して操作することになり、各ヒーローが持っているスキルには特徴があり、チーム全員が力を合わせて戦うことが勝利のために重要な鍵となります。
このDota2を1000時間以上やったことで、負けるチームにはある特徴があり、これを仕事にも活かせるのではないかと思い記事にしました。
1. Blamer(非難する者)の存在
パーティーを組まない限り、マッチングするのは全く知らない海外の人です。知らない者同士がいきなりチームを組んで勝利を目指して一緒に戦うので、Blamerが1人チームに紛れているだけで、チームの士気はガタ落ちします。本当は各国毎のBlameの特徴を書きたいところですが、人種差別につながるのと、放送禁止用語のオンパレードなので書きません。
士気が落ちるとチーム内に起こることは以下の3つです。
・他の人に対して非協力的になる
・やるべきことに集中せずに足の引っ張り合いに集中する
・他の人のミスを笑い、喜ぶ
こんなチーム勝てるわけがありません。ただし、チームメンバーにBlamerが紛れていても諦めてはいけません。自分自身が他人をかばい、Blamerを説得し、チームを勝利に導くBraverになればよいのです。
具体的には以下の3つを実践しましょう。
・集団戦で負けてしまったとき、「my fail」と言って自分のミスでなくとも自分のミスとして謝る。
・他の人がBlameされているのを見たら、彼だって人間なんだからミスはする。的なことを言って庇う。
・他の人がミスをしたら、「its ok」と言い、許す。
これをするだけで、チームの士気は回復します。(なかなかできないのが人間)
2. 自分の役割を全うしない者の存在
各ヒーローが持つスキルには特徴があり、それぞれ向き不向きがあります。向き不向きを無視して、自分がやりたいようにプレイすると他の人は迷惑します。下手をするとBlameの対象になります。例えば、サポートが得意なヒーローをピックしたにも関わらず、購入するアイテムはキルを稼ぐようなアイテムだったり、味方を支援するような動きをしない場合。
何度も言いますが、勝利のためには力を合わせることが大事です。好き勝手に一人でプレイしたいならBot戦でもやっていればいいし、もっと言うとテトリスかツムツムでもやっていればいい。
各々が役割を全うすることでチームの力を最大限に発揮できるので、プレイヤーはそれを強く意識することが大事。
3. 舐めてかかる者の存在
Dota2では、負けると思っていた試合で勝ったとき"Come back is real"と言います。訳してもよくわからないですが、なぜかみんなこの言葉を言います。
最初の30分間は優勢に試合を展開していて、ほぼ勝ちは目前というところで、一部のプレイヤーが相手を舐めてかかり遊び始めると一気に勝利が怪しくなります。時間が長引けば長引くほど、一瞬の気の緩みで逆転されます。
カイジに出てくる兵藤会長の言葉に、「大詰めで弱い人間は信用できぬ…!つまりそれは管理はできても勝負のできぬ男…平常時の仕事は無難にこなしても緊急時にはクソの役にも立たぬということだ!」というものがあります。
平常時だけうまくプレイできても、大詰めで適当なことをすればそこが弱点となりチームは負けてしまいます。お前のせいでチームは負けたと言われたくないのであれば、大詰めこそ丁寧にプレイするべきであり、相手を舐めるようなことはしないことです。
4. 自分の成績ばかり気になる者の存在
自分の成績が気になる者は基本的にチームのために動きません。味方が戦っているときに自分も一緒に戦えば勝てるのに、自分の成績(デスが増える)が気になるため戦闘中に逃げます。死を覚悟して戦えば生き残れるのに、死ぬことを恐れて戦わないことで死にます。勘の良い人は分かると思います。
そう、アカギの名台詞、「死ねば助かるのに」です。
勝ちたいなら、死ぬ覚悟を持て。
まとめ
当たり前のことを何度も言いますが、チームの勝利に大切なことは力を合わせることです。そのために大事なことは、以下の4つです。
①士気を下げるようなことをしない、言わない。
②己の役割を認識して全うする。
③他者を舐めてかかってはいけない。
④勝ちたいなら、チームのために死ね。さもなくば全員死ぬ。
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