見出し画像

質問のすゝめ

あなたは質問対して
どんなイメージを持っていますか?

▶質問するのが恥ずかしい。
▶無知だって人に知られるのが怖い。
▶相手を困らせるかもしれない。

質問される側も
▶答えられなかったらどうしよう。
▶批判されるかもしれない。
▶時間がもったいない。

などネガティブなイメージをもっている人も多い。

私は質問は
質問する側、される側両方の学びを促すもの
と考える。

自分が新しいことを学ぶときには
積極的に質問する。

教える側に立つときは
学ぶ側が安心して
質問できる環境を作るようにし
常に質問は良いことだと
伝えるようにしている。

ここまでするのは、
それだけ「質問が怖い」と思っている人が
アジア圏には特に多いからだ。

最近、プライベートでも
日本人の友人から「質問が怖い」という相談を
受けるようになった。

恐らく「質問が怖い」と思っている人は
まだ世の中にたくさんいるようだ。

そんな人に少しでも届けばと
質問する側と、される側のメリットについて
まとめてみることにした。

質問する側のメリット

質問する側のメリットといえば、
▶疑問が解決する
▶積極的に聞く
▶覚えてもらえる

疑問が解決する

相手の話を聞いていて
よく理解できなかったこと
どう実践すればわからなかったことを
質問することで
疑問を即座に解決する。

後で一人でゆっくり考えようと思っても
相手はあなたの前にはいないし
勘違いしている可能性だってある。

勘違いしているんだったら
軌道修正は早めにかけた方がいいし
ああでもない、こうでもないと
一人でぐるぐる考えるよりも
思い切って聞いてみた方が
早めに解決することが多い。

積極的に聞く

質問をするには
相手の話を積極的に聞かないとできない。

質問をするぞ!と決めて
相手の話を聞くと
眠気なんて吹き飛んでしまうし
内職しようなんて思わない。

特にオンライン授業やセミナーは
気が紛れやすいし
ただ聞いているだけだと
目が疲れるだけだし
頭にも入ってこない。

オンラインほど質問をすることをオススメする。

覚えてもらえる

特に大人数の授業、セミナーで
講師が一番覚えやすい受講者は
もちろん質問する人

特に欧米の大学では
質問の回数が授業評価に入っている授業も多い。
そんな授業で質問しない人は、
出席していない人と同じ扱いを受ける。
もちろん日本人が得意とする相槌はカウントされない。

その理由については、
次の質問される側のメリットで詳しく書く。

質問される側のメリット

質問される側のメリットは、
▶理解されているか確認ができる
▶内容の補強、修正ができる
▶交流ができる

理解されているか確認ができる

授業評価に質問が入る大きな理由は、
内容をよく理解できているか
確認するためである。

話をよく聞いていない人、
内容をよく理解していない人は
なかなか質問できない。

よく質問をする学生は、
試験や小論文などの他の課題も
だいたいできるので
理にかなっている。

たまに例外もいるが。

質問のない講座や授業は、
▶簡単すぎるか
▶難しすぎるか
▶つまらないか
のどれかだ。

だから質問がないと私は悲しい😢

内容の補強、修正ができる

どんな素晴らしい講義でも
講師側が準備してきたものが
100%伝わるわけではない。

講師には、しっくりくる表現や例でも
受講者にはスッと入ってこないこともある。

そんな受講者からの質問は、
講師に気づきを与える
最高のギフトだ。

わかりにくい表現は反応に合わせて
修正するので
どんどん内容が向上する。

まさに質問様様である。

交流ができる

質問は交流の場だ。

講師が一方的に話す講義とちがい
あまり作り込まれていない
講師の「人となり」が見えやすくなる。

質問される側がオープンになれば
質問する側がオープンになるし
それが他の受講者にも伝染する。

その場のインスピレーションで
新しいアイディアが生まれることもある。

質問時間の充実は
講座の満足度にも大きく影響するので、
質問の仕方、答え方は、
今後も鍛えておきたい力である。

こんなにメリットがあるのに、なぜ質問しづらいのか?

それは
▶質問する側の恐れ
▶される側の経験不足または度量の狭さ
にあると思う。

講座の受講者が
質問に対するネガティブなイメージから抜け出せず
ただ情報を受け取る側になっているケース。

また質問される側が
質問をされるメリットを知らず
または受け入れることができず
「質問は煩わしいもの」だと思っているケースもある。

そんな講師に出会い
邪険に扱われたのか、
質問が怖くなってしまった人もいる。

同じ教える側の人間として
心苦しく思いつつ
その傷ついた人が
恐れから解放されるお手伝いができればと思う。

少しでも多くの人が
質問の大切さに気づき、
自由にそして対等に対話できるようになると
学ぶことも教えることも
もっと楽しくなると思う。

画像1

最後まで読んでいただきありがとうございます。

こんな感じで色んな話題のエッセイをほぼ毎日投稿しています。

あなたにピッタリのエッセイに会えるかも。全ての記事のリンクを掲載したサイトマップはこちら👇

よかったらフォローして、また見にきていただけるとうれしいです♪

このnoteをフォローする

私の記事が役に立った、面白かった、笑ったと思った方のサポートお待ちしております!いただいたサポートは更に良い作品を作るためのインプットや、他の素敵なクリエーターさんへのサポートに使いたいと思います。