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vol.718 英語が苦手な生徒の話


#365チャレンジ 【718日目】

秋田県大館市の
「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。

2023年3月に365回を無事達成したものの
特にやめる理由も見つからないので
いまだに毎日書き続けています。

塾長の信念は「継続こそ最強」
勉強だけではなく、仕事も鍛錬も、
全て継続できた人が成功します。
それを証明するためのこのブログです。

書いている内容は、
・勉強のこと
・大学受験のこと
・高校受験のこと
・中学受験のこと
・子育てのこと
・塾のこと
・親子関係のこと
・学校生活のこと
こんな内容です。

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1.はじめに

小学生同士で詐欺???
しかもその金額は100万円近いとか…

なんという事件なんでしょう。

3人の騙そうとした加害者と
1人の騙された被害者の小学生、
それぞれでお金の認識がどうなっているのか、
すごく気になりました。

小学生で言う100万円って、
現実味のないふざけた時につかう言葉というのが
塾長の認識でした。凄いですね

それ、嘘だったら100万円な!

って冗談で使う的な。

それが実際に起こっちゃうんだもんな。

しかも金の価値とか、
外国為替の記念紙幣の価値とか、
最近の小学生は本当に凄い。

おそらくネットを駆使して、
情報を手に入れてるんだろうなぁ、と。

ネットの偏った情報だけじゃなく、
正しい知識も身につけないといけないよな、
と思わされた事件でした。

本日もよろしくお願いします。


2.英語が苦手な生徒の話

とにかく英語に苦手意識を持っている生徒の
塾での授業時のお話です。

現在高校1年生、4月からは2年生に進級し、
模試の回数、科目数も一気に増え、
大学受験を意識せずにはいられない、
そんな時間がスタートするので
すでに危機感を感じているという状況の生徒です。

どのくらい英語が苦手かというと、
語彙力がないことはもちろんですが、
英語の文章をそもそも読めず、
30分前に説明した内容を聞きなおしても
答えられなくなるくらい、
英語に対する嫌悪感、苦手という先入観のせいで、
思考が停止してしまうくらい、
英語が苦手な生徒です。

ちなみに数学や国語など、
他の科目は問題なく解けているので、
英語にのみ
特別な感情を抱いてしまうのでしょう。

特別な感情と言っても、
とてもネガティブな感情です(笑)

課題で取り組まなければいけない長文問題を
確認しながら解説していた時のこと。

20単語ほどの一文を
和訳しようとしていたのですが、
毎回、この単語わかりません、
この単語、見たことあるけどなんでしたっけ?
と、全ての英単語を確認しようとして
なかなか先に進まないのです。

そこで塾長、
その生徒に考え方を変えるように声をかけます。

英語を和訳するときに、
全ての単語の意味をわからなくても
できる場合はあるんだよ。

例えば、日本語で、
夏の夕方、浴衣、友達、
と少しのキーワードを聞いたときに、
何を想像できる?

生徒「…花火…ですね…」

そうだよね。
「お祭り」でもいいかもしれないし。

全部を知らなくても、
その状況ってなんとなく想像できるでしょ?

じゃあ、今本文にある意味がわかる英単語は、
destroy(破壊する)、
environment(環境)、
trees(木)…

この話は何の話?

生徒「え、森林伐採とか環境破壊による
   地球温暖化の話ですか?」

生徒「rainforestって、
   もしかして熱帯雨林のことですか?」

生徒「うお〜、すげ〜」

という流れが授業であったのです。

この生徒の場合、
もしかしたら英語の授業で、
全ての英単語を調べないといけない、とか、
文法を理解してから和訳しなくてはいけない、
というような、過去の英語の先生から言われた
固着してしまった観念があって、
わからない単語があるからわかるわけがない、
自分は語彙力が低いから英語が苦手なんだ、
こう思い込んでいたのかもしれません。

でも、少しの予備知識があれば、
低い語彙力でもなんとかなるかもしれない、
そう思ってもらえたことは、
英語の苦手意識を減らす一歩目になったのかな、と。

語彙力が必要なことは間違いないのですが、
それだけではないってことも、
伝わっていたらいいな、と。

英語が苦手な生徒、子供がいれば、
まずはわかるところから推理ゲームのように
取り組ませても良いかもしれません。

参考になれば幸いです。


3.今日の名言

真剣だからこそ、ぶつかる壁がある

松岡修造

熱い!

真剣じゃないとわからないことです。


4.あとがき

最後に塾の宣伝を。

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本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

明日は
「習い事の目的」です。

勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」

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