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vol.533 「勉強頑張れ」が子供に響かない理由


#365チャレンジ 【533日目】

秋田県大館市の
「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。

2023年3月に365回を無事達成したものの
特にやめる理由も見つからないので
いまだに毎日書き続けています。

塾長の信念は「継続こそ最強」
勉強だけではなく、仕事も鍛錬も、
全て継続できた人が成功します。
それを証明するためのこのブログです。

書いている内容は、
・勉強のこと
・大学受験のこと
・高校受験のこと
・中学受験のこと
・子育てのこと
・塾のこと
・親子関係のこと
・学校生活のこと
こんな内容です。

ブログが気になるという方、
フォローもぜひお願いします。

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1.はじめに

バスケ日本代表がオリンピックの
出場権を勝ち取った件について、
マンガスラムダンク作者井上雄彦さんが
馬場雄大選手と抱擁している写真を見ました。

すごく感動的というか、
胸にくるものがあったので
シェアさせてください。

塾長も、モロにスラムダンク世代でして、
学生の頃は部活動ではなくても
休み時間のたびにバスケをしていて、
庶民シュートをマスターしたものでした(笑)

ちなみに塾長が
スラムダンクで好きなキャラは、
今も昔も、水戸洋平です。

それにしても、馬場雄大選手が
スラムダンクではなく、
バガボンドを持っているとは
なかなかに興味深いですね(笑)

本日もよろしくお願いします。


2.「勉強頑張れ」が子供に響かない理由

親から子供に伝える言葉で、
「勉強頑張れ」という言葉をかける機会は
割と多いのではないでしょうか?

でもその言葉、
残念ながら子供には響いていません。

その理由は、
親から「勉強頑張れ」と言われても
子供には
感情の変化が何も起きないからです。

今日はここを考えてみます。

哲学者ラッセルは著書「幸福論」にて
関心について書かれています。

要約すると、
関心を自分に向けるのではなく、
自分の外に向けることが幸福のカギである、と。

自分の中身ばかりを見て、
それを成長させようだとか、
自分の今の能力で何ができるか、など、
そんなことばかりでは幸福にはなれない。

外に関心を向けることで
幸福になることができる、
ラッセルはこう説いています。

自分中心で物事を考えていても
うまくいくことなんてほとんどなくて、
多くの場合は、自分の外の世界から
幸せなことはやってくる、ということですね。

では、勉強は何のために頑張るのか?

勉強は目的ではなく手段です。

医者になるために勉強をする、
弁護士になるために勉強をする、
お金持ちになるために勉強をする、
〇〇になるために、という目的がないと
手段である勉強が頑張れないのは
普通のことなのです。

大人が子供に押し付ける
根拠のない謎理論の一つが
「勉強、頑張りなさい」です。

でも子供に勉強を頑張らせたい時に
「勉強をやるのは子供なら当たり前」という
謎理論だけでは
子供の感情が動くことはありません。

勉強ができるようになる、ということが
自分への関心であるとすれば、
将来の夢や理想というのは
外への関心ということになります。

ということは、
親が子供にかけるのに適した言葉は
「勉強頑張れ」ではなく
「将来はどんなふうになりたいの?」
という会話かもしれません。

大人としての姿を想像させるような
そんな会話を子供とすることって、
日常的な会話ではなかなかありません。

でも敢えて普段から
そのように声をかけていくことで、
少しずつ子供の様子が
変わっていく可能性があるのです。

会話のヒントはいろいろありそうで
「どんな風に働いてみたい?」とか
「お金が稼ぐようになったら何を買いたい?」とか
「大人になったら休日は何をするんだろうね?」とか
将来を想像させるような質問が良いでしょう。

「宝くじ当たったら何を買う?」
みたいな会話って
意外と盛り上がるじゃないですか。

あの要領でいいんです。

もし「勉強頑張れ」という
つまらない言葉を子供にかけているなら
考え直してみてください。

参考になれば幸いです。


3.今日の名言

幸福になる一番簡単な方法は、
他人の幸せを願うことです

バートランド・ラッセル(哲学者)

自分だけが幸せになっても
つまらない世界ですからね。

幸せになるなら、
みんなで幸せになった方が
間違いなく楽しい世界です。


4.あとがき

最後に塾の宣伝を。

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本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

明日は
「塾に通うかどうかは子供の意思が重要」です。

勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」

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