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飲み込みが早い子供の特徴

#365チャレンジ 【386日目】

秋田県大館市の「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。

このチャレンジは、子供たちへの
「勉強頑張れ!」の言葉に
説得力を持たせるため、
また「継続こそ最強」なことを
身をもって証明するために続けています。

第1回からお読みいただけますと
本日の内容をより一層楽しめます。

まだ読んでいないよ、という方は
以下のリンクよりお読みいただけますので
ぜひ読んでみてください。


1.はじめに

最近、
授業の様子を動画撮影しているのですが、
後で見返して気づく、塾長、訛ってる(笑)

10年以上横浜で生活していましたから
標準語を、標準語のイントネーションで
話しているつもりでいました。

秋田弁?大館弁?津軽弁?
いろんなイントネーションが混ざり合っています。

余談ですが、
秋田県の中でも場所によって
訛りは全然異なると思っています。

秋田市の人たちが話す秋田弁は、まろやか?
な感じがするのに対して、
大館の人が話す大館弁は、どぎつい?
感じがします。

たまに年配の方が話す言葉を聞いていると
怒ってもいないのに怒って話しているように
聞こえることがあります。

方言について調べてみても
面白いかもしれませんね。

本日もよろしくお願いします。


2.飲み込みが早い子供の特徴

勉強をしていて、理解が早い子供と
そうでない子供は間違いなくいます。

故事成語には「一を聞いて十を知る」
といった言葉もありますが、
理解が早いと勉強にも有利なことは
多くありそうです。

これは元々頭がいいからなのか、
それとも何か別の要因が関係しているのか
気になるところです。

今日は、
飲み込みが早い、理解が早い子供について
考えてみようと思います。

ゴールを想定する

特に数学の文章題を解いているときに
良くみられますが、
問題に対して、何を答えなければいけないのか、
わかっている、いないは、差が出る部分であり、
理解をするにあたっての重要な要素です。

例えば速さの文章題。

「太郎くんは、家から駅まで800mの道のりを
 分速80mで歩いています。
 兄が太郎くんの忘れ物に気づき、4分後に
 分速200mの自転車で追いかけました。
 兄が太郎くんに追いついたのは、
 太郎くんが家を出てから何分後でしょうか?」

数学が嫌いな生徒は、
この文章を読んだときに
何を答えないといけないのかがわかりません。

「あ、速さの問題だ。
 とりあえず『み・は・じ』の図を書くんだったな。
 ん?この後どうするんだ?」

これは学校の授業における刷り込みなのか、
本人の思い込みなのかはわかりませんが、
速さの問題=み・は・じ
という意識が強過ぎて、
何を答えるのかがわからない状態なんです。

人の指示を聞いて、
自分がすべきことはなんなのか、
最終的なゴール、理想の結果を想像できる
そのためにどんな順番で進めていくのかわかること、
これが飲み込みが早い、
理解が早い子供の特徴の一つです。

全体の把握

国語の文章問題を解いていて、
これは全体的にどんなことを述べているのか、
この全体をざっとでいいので把握するのは
理解を早めるために必要な能力です。

逆にこれを理解しないまま、
線が引かれている部分だけに注目してしまい、
その前後だけに注目して
答えとして必要な内容を見つけることができない
というのは国語が苦手な生徒ほどよくあることです。

東大を首席で卒業し、テレビでも活躍されている
山口真由さんが話されていました。

「7回読めば最速で確実に結果がついてくる」

7回読むうちの最初の3回は全体像を把握することを
強く意識しているそうなのです。
このときにしっかりと読んでいるのではなく
なるべく早く流し読みをすることがポイント。

つまり最初は全体像を把握する。

そうすれば細かなことも頭に入ってくるのだそうです。

法則を見つける

最後に紹介するのは、
少しだけレベルが高いものです。

どんなことでも自分なりの法則にしてしまうこと。

自分なりの法則を見つけることが
上手なほど、飲み込みは早くなります。

例えば、九九で1の段、2の段、5の段が
簡単な理由はこれです。

1、2、3、4、5…
2、4、6、8、10…
5、10、15、20、25…

九九を習う前に
知っている、見た事がある、聞いたことがある
など自分の中で法則になっています。

そうすれば覚えるのは簡単ですよね。

でも7の段は、7ずつ増える、
それを最初から知っていることはないし、
桁もしょっちゅう繰り上がるので
覚えるのが大変ですよね。

九九の暗記が苦手な場合は、
丸暗記から一回逸れて、
別のルールもあるんだよ、と
子供に教えてあげることも大切です。

まとめ

飲み込みが早い、というのは
初めての体験に対して、
自分の中で自分がやりやすい型があるということ。

その型を磨き上げていけば
誰でも飲み込みの早い子供になれるということ。

今日紹介したポイントを参考に
活かしてもらえたら幸いです。


3.今日の名言

迷った時はね、
どっちが正しいかなんて考えちゃダメ。
どっちが楽しいかで決めなさい。

金子シャロン『宇宙兄弟』

度々登場しますね、宇宙兄弟。

塾長、本当に大好きなんです。

漫画内では、日本、アメリカ、ロシア、
それぞれが力を合わせて
ミッションを成し遂げようとしてるんですよね。

時代背景がそぐわなくなってきてはいますが、
またいつかそんな日が訪れることを夢見て。


4.あとがき

最後に塾の宣伝を。

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本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

明日は
「アダルトチルドレン」です。

勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」

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