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塾の恥を曝け出す

#365チャレンジ 【305日目】

秋田県大館市の「学習塾ダブルステップ」で
小学生・中学生・高校生を対象に
勉強を教えています、ワカマツ塾長です。

このチャレンジは、子供たちへの
「勉強頑張れ!」の言葉に
説得力を持たせるため、
また「継続こそ最強」なことを
身をもって証明するために続けています。

第1回からお読みいただけますと
本日の内容をより一層楽しめます。

まだ読んでいないよ、という方は
以下のリンクよりお読みいただけますので
ぜひ読んでみてください。


1.はじめに

「共通テスト」の平均点が出ました。

これから点数調整の有無が検討されます。

数学ⅠAは思った通り、
例年通りの点数になりましたね。

高校3年生たちは、どこに出願しようか、
頭を悩ませていることと思います。

十分に悩めば良いと思います。
自分のことを真剣に考えれば良いと思います。

17歳18歳は1日あれば劇的に変わります。

大人への一歩を踏み出そうとしている子供たち、
羨ましい限りです(笑)

フリーザが不老不死を望む理由も分かりますね(笑)

塾長は、年齢を重ねた今も楽しんでおりますが(笑)

本日もよろしくお願いします。


2.塾の恥を曝け出す

誰かに知られる、聞かれることが
恥ずかしいことってあると思います。

塾の仕事をしていても
保護者様との面談で質問されて
答えにくい質問があります。

「合格実績はよく聞きますが、
 不合格実績はありますか?」

「ありません」
とは言えませんので毎回冷や汗。

でも保護者の方にとってみては
知りたいことなんだろうな、と思います。

今日はそんなお話。

倍率1.01倍での不合格

世の中に起こることを全て
マルかバツかで結論づけてしまうのは
あまり好きな考え方ではありません。

サンカクの中には、
未来の成功につながる事象も
多く存在していると考えるからです。

しかし、成功だったか失敗だったかは、
今後に活かすために
きちんと考えておかねばならぬこと。

塾の仕事も日々生徒たちと接する中で、
「この指導の仕方は失敗だったかもしれない」
ということがあります。

昨年の高校受験、
残念ながら当塾から不合格者が出ました。

倍率を考えれば
不合格になるのは一人か二人。

そこに当塾の生徒が当てはまってしまいました。

塾の評判を考えれば、
敢えて言わなくても良いことかもしれませんが、
敢えてさらけ出します。

不合格になったことを分析してみると、
親の子供への期待値、
子供の実際の勉強量、
塾の勉強進捗の管理、
全てがほぼ噛み合っていなかった結果、
非常に残念な結果になってしまいました。

不合格の原因

当然ですが、高校入学後の指導を
継続していただけることはなく、
退塾となります。

塾長のスタイルは、
「生徒が自学できるようになれば、
 後は勝手に成績が伸びる」システムで
生徒に授業をしています。

しかし、
自学の重要性をどれだけ話しても
自学時間がなかなか増えません。

ノートを埋める作業ばかりが続きます。

本人に意思を確認すると、
「大学を目指すために地域トップ校を目指す」
と毎回口にします。

「いいじゃん、絶対に合格しようよ」
「信念があるから絶対に伸びるよ」

塾長はその生徒の背中を押したつもりでしたが、
塾を一歩出た途端に、
思考が切り変わってしまうようでした。

不合格の結果を聞いた瞬間は、
「もっと自宅の学習状況まで
 口を出すべきだった。」
「時間の使い方まで指示をすべきだった」
そう悔やみました。

塾のサンカクの部分

そこから時間が経過し今でも悩みます。

口を出し過ぎることは、生徒が自立できなくなる。

しかし、細かい指示がないと動けない人もいる。

何が正解なのか、と。

最悪、その生徒が退塾しても構わないから、
厳しく接して勉強時間を増やしていくのか、
それとも、
優しい言葉で生徒を支え続け、
頑張る気持ちが折れないように背中を押すのか、
正直答えは分かりません。

これは塾の経営者によっては、
決めて対応している人もいることでしょう。

私にとっては、塾の仕事をしていく上で、
マルとバツでは結論を出すことができない
サンカクの部分です。

うちの塾はこういうサービスなんだから、
こんなタイプの生徒が向いています、のように、
塾から生徒を限定するようなことは
なるべくしたくないし、
一人でも多くの子供たちの力になりたい、
そう考えてしまうから、
やることがどんどん増えてしまい、
結果サービスの質が落ちる、
これは永遠に悩める課題のような気がします。

今日の結論になりますが、
サンカクの部分は、
無理やり答えを出さなくても良い、
ということになりそうです。

その生徒はすでに退塾しているのですから、
敢えて時間を使ってこんなことを考えなくても
なんの問題もないはずなんです。

ただ、敢えてそれをこの場で人に説明してまで
文章にしているということは
ワカマツ塾長がまだまだ考えたいことなんだと思います。

塾として、保護者に伝えるべきことを
無理やり隠しても、
信頼は生まないのではないか、
だったら悩んでいることを曝け出そう、
といったところです。

面倒臭い性格に生まれたなと思いますが、
そんな自分も嫌いではありません(笑)


3.今日の名言

私は自分で自分にプレッシャーをかけてるの。
だから、
他の人のプレッシャーなんてどうってことないわ。

マドンナ

受験ではプレッシャーに負ける人もいますね。

他人と比べることに意味はない。

自分の積み上げてきたものが全てですからね。

大学受験もあと少し。
頑張れ受験生。


4.あとがき

最後に塾の宣伝を。

当塾では
公式LINEアカウントを用意しています。

・勉強のお悩み
・受験相談
・勉強計画の相談に乗ってほしい
・子育てのお悩み

色々とお答えしております。
以下のリンクよりお友達登録の上、
お問い合わせください。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

明日は
「みんなと同じを疑う」です。

勉強を頑張るすべての皆様に
「幸あれ!」

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