見出し画像

週間モーサテダイジェスト 11/15

こんにちはJUNです。11月9日から11月13日のモーニングサテライトを株価の情報を中心にまとめました。

主要指数先週末との比較


NYダウ終値👆
6日(金) 28323 
13日(金)  29479 +1156(+4.08%)

ナスダック終値👇
6日(金) 11895 
13日(金) 11829 -66(-0.55%)

S&P500終値👆
6日(金) 3509
13日(金) 3585 +76(+2.16%)

日経平均👆
6日(金) 24325
13日(金) 25385 +1060(+4.35%)

一週間の振り返り

ファイザー社のワクチン発表、大統領選挙の終了による不透明感の払拭でダウは今週も株価を上げた。
ダウは一時3万ドルに届きそうな勢いだった。2週間で約3千ドル、11%以上の値上がりを見せている。
しかしコロナウィルス再拡大による行動制限への警戒感も強まる。
好調なダウとは対照にナスダックは先週末と比べ0.5%程度の下落。これはワクチン開発への期待によりハイテク株から他産業への資金のシフトがあったという見方が強い。


来週の主な予定

11/16~11/20の予定
16日
7-9月期GDP速報値(日)

17日
10月鉱工業生産指数(米)

18日
10月住宅着工件数(米)

19日
10月中古住宅販売件数(米)

20日
10月消費者物価指数(日)

気になる言葉【劣後ローン】

月曜日の放送の日経朝特急のコーナーで劣後ローンについて解説していた。
最近この劣後ローンという言葉をよく耳にしていたが詳しくは分からなかったので今週の気になる言葉に。
ローンという言葉だけでも重たいのに更に劣後も付くとなるとどんなローンなのだろう。何が劣後なのか。
劣後(順序が後になること)の対義語は優先である。そもそもお金を貸してくれた債権者に対して平等に扱う債権者平等の原則というのがある。企業が倒産等をすれば債権者は平等に回収できる。
しかし従業員の給料(この時従業員は会社に対して債権者となる)や税金の支払い(これはまさに血税)は優先的に分配される。
そして一般の債権。次に今回話題になった劣後ローン(債権)という順番になる。
このように債権にも優先順位があるが劣後ローンは優先債権や一般の債権の弁済が済んでから支払われる。
お金を貸す側の銀行からするときっちり借金の回収が出来ない可能性がある。しかし劣後ローンは一般のローンと比較して金利が高く設定されており低金利のご時世、銀行としてのメリットもある。
そして借りる企業の側にも劣後ローンは負債ではなく資本とみなす事ができるため借金をしているのに財務の悪化ではなくむしろ財務の改善となる!
今年財務が悪化した企業は多いと思うがANAやイオンもこの劣後ローンを利用している。
ここまで劣後ローンについて書いたが優先順位の低い借金というのは、そのうち返さなくてもいい借金というようになるのではないだろうかという心配をしてしまう。
もちろん金融機関だって貸す相手を選んで劣後ローンを組むのだろうけど…。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?