血液疾患患者の入院生活

今回の入院は「免疫抑制療法ATG」が目的。
5日間+2日の治療中は、ICUのベッド上で色々な線に繋がれて過ごした。
治療が終わった時点で一般病棟に移動。

一般病棟では「免疫抑制剤」+「ステロイド」の大量投与から15日間かけて徐々に減らしていく治療。1日150㎎から3日ごとに減らし、現在1日40㎎。1日20㎎になったら退院という流れ。
一般病棟に移ってからの私は、毎朝の採血、日に数度ある投薬、たまにする輸血以外なんの検査等もなく1日を過ごしている。多分、治療や検査の無い血液疾患の入院患者さんたちの一部と同じような1日だ。
今日は、そんな1日を紹介してみよう。

5:30-6:00 毎朝この30分の間に看護師が採血にやってくる。腕に針を 刺されて目覚める朝よ。
6:00-7:00 二度寝をしたり、朝の身繕い
7:00 朝のバイタルチェック。 食前の胃薬
7:30 看護師の交代時間で、その日の担当看護師が挨拶に来る。
7:30-9:30 自由な時間
9:30 朝食
10:00 投薬
10:00-12:30 自由な時間 この間にドクターが様子を聞きに来たり、シャワーを浴びたり。
12:30 昼食
12:30-17:30 自由な時間 (血液検査の結果によって輸血があったりするけれど)友人がお見舞いに来たり。
17:30 夕食(大体17:30から18:00の間に夕食が来る)
17:30-22:00 自由時間(ネットフィリックスで韓国ドラマを観る時間)
22:00 就寝前の投薬。 就寝

これが大体の1日の流れ。ご覧の通り暇なのである。
よく同じ病気の人達のブログを除きに行くのだけど、みんな同じことを言っている。何と言っているのかというと

「身体は元気なんだけど、血液(血球の数値)が限りなく低い」

これに尽きる。
身体的にはわりと元気だから「退院」したい。でも医師的には、この血小板数値では「転んで頭でも打ったら出血して死ぬ」からとてもじゃないけど帰せないとなる。ということで入院生活は続く。。

私の今回の入院は、事前に「何をするか、どのくらい入院するか」を聞かされていた予定入院だったから、入院生活を快適にする物を色々持ち込むことができた。PCもその一つ。これがあるから暇な時間も快適に過ごせるし、
「早く家に帰して!」という切羽詰まった思いもない。


病室 
窓から見えるエンパイアステートビル

なかなか快適ではあるのだけど、そろそろ家に帰りたいかな。

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