2021年最後の日12月31日

今日は大晦日。既に日本は元旦の朝を迎えているけれど、ここニューヨークは現在大晦日の午後6時50分。年明けまでまだ数時間ある。

ということで、この1年を振り返ってみようと思う。

去年の大晦日は、私はまだ不安の中にいました。不安とは? それは、2020年3月に始まったパンデミック。

去年の今頃は、まだ復職出来ずにいた。果して復職できるのか? いつになったら街に人が戻るのか?来年もこのままなのか? もしそうなら生活が破綻する。。という不安が朝目が覚めると始まるという精神的にキツイ日々を送っていました。

不安のままに始まった2021年。

ところが年明け早々嬉しいお知らせが届き始めた。パンデミック前に働いていた職場2か所から職場復帰のお知らせ。勤務体制は以前と異なるけれど仕事が出来る! ここ1年近くゼロだった収入が入りだす。そして徐々に日常が戻ってきた。職場に行くということは人に会えるという事。約1年ぶりに会える同僚や友人との会話で不安が少しずつ遠のいていった。

私の不安が遠のいていくのと比例して、ニューヨークの街が活気づいてきた。ワクチン接種も怒涛の速さで進んでいる。もう5月だ。

そして私は、長年住み慣れたイーストハーレムからウッドサイドに引っ越した。新しい仕事も始めた。そこで嬉しい新しい出会いもあった。皆でレストランで食事したり、バーに行ってお喋りしたり、ビーチに行ったり。。1年間出来なかったことをした。ふと気づくと、街は更に活気づいていてパンデミック前を思い出させた8月。

紅葉の秋がやって来た。私は仕事に追われ始め、ひさしぶりに腰痛を感じた。去年1年は時間が死ぬほどあったのに読めなかった本。活字中毒の私なのに読書できなくなったのだけど、漸く本が読めるようになり、通勤電車の中は読書の時間になった。そして韓国語の勉強を独学から先生とのオンライン授業に切り替えた。

ホリデーシーズンの声が聞こえ始めた10月のハロウィン。去年はコロナ禍で中止だったけれど今年は開催。街に可愛い仮装をした子供たちが溢れ、お菓子を貰いに回っていた。11月の感謝祭は1年ぶりに家族友人でテーブルを囲めた人も多いと思う。去年は皆ZOOMの画面越しだった。。。そして感謝祭パレードも復活した。

そして12月。クリスマス前にオミクロン株がやって来た。感染力が半端ないと言われている。私の職場でも5人が短期間で感染した。友人達もバタバタ感染している。幸いにも皆入院する程ではなかった。皆ワクチン接種済みだったからだろうか。。それとも感染力が強い分毒性は弱いのだろうか。。わからない。どちらにしてもニューヨークだけで日に2万人が感染している。

そんなに酷いのなら、パンデミック初頭のように街から人が消え、観光客もいなくて静まり返っているのか? いいえ、街には人がいます。そして凄い数のPCR検査車が歩道横に止まっている。そして検査を待つ人の長い列も。

今日の午前中に、おせち等の材料を買いにマンハッタンに行った。街に出たついでに動画を撮ろうと歩いてみた。いやー凄い人、人。多分観光客の人達だと思う。(聞こえてくる言葉から想像して)さすがに恐怖を覚えて早々に帰宅した。

私にとっての2021年は復活の年だった。2020年に失ったものを少しずつ取り戻した年。そして、当たり前だと思っていた日がそうじゃ無かったと気付いた年。友人に会える喜び。レストランで食事できる喜び。仕事に行ける喜び等に気付いた年。

年明けまでには、まだ数時間ある。2021年、色々な気付きを私に与えてくれてありがとう。素敵な出会いを与えてくれてありがとう。私を守ってくれてありがとう。

私を取り巻くすべての人に感謝します。ありがとう💛 よいお年をお過ごしください。

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