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メルカリと転職

育児休暇中、初めてやってみたことの一つとして「メルカリ」があります。
これまでメルカリでは買う一方だったのですが、増え続ける子供のおもちゃや着なくなった洋服などを出品してみたいな、と以前から思っており、仕事復帰する前に一度出品をしてみました。

まずは試しに、「買ったはいいものの、全然使わなかった抱っこ紐」を出品。すると、一瞬で売れました・・・!!
それがとても嬉しくて、現在も少しずつ不要なものを出品するようにしています。

メルカリでの出品は初めてだったのですが、これまでにも似たような感覚を味わったことがある・・・

それは・・・転職!!


メルカリ出品と転職はなんだかとても似ているところがあることに気が付きました。
今回は「出品するもの」=「転職したい人」としてイメージしていただきたいと思います。
※人は物ではない!!というご意見、ごもっともです!!
ただ、人(自分)だと客観的に見えにくいけれども、物と置き換えて考えるととても分かりやすくなるので、今回は敢えて書きたいと思います。

①出品するものの状態を客観的に記載する

メルカリで出品するとき、その商品の状態(新品未使用なのか、未使用に近い状態なのか、中古なのか、傷があるのかないのかなど)を記載します。ここで「傷があるのに無い」「中古なのに未使用」などと嘘を書いてしまっては後々のトラブルになる可能性が高いの為、正直に書かなければなりません。
デメリットだけではなく、おすすめポイント、例えば「限定カラーなので公式サイトでは販売していない」だったり、「こういう使い方をして重宝していた」などといった情報も組み込むと売れやすいです。
転職も同じく、職務経歴書や面接では自分を客観的&正確に説明することが大切です。
できることはできる(経験やPRポイント)、できないことはできない(やったことが無いこと)と正直に説明しましょう。
商品の場合だとみなさん客観的に堂々とかけるのですが、かたや自分の転職となると謙遜してしまって、特に良い部分(できる事、経験、PRポイントなど)が書けなくなってしまいます。
その時だけでも自分を「商品」だと思って、遠慮せずどんどん書きましょう!

②相場(売値)を考える

出品の際に最大のポイントは「売値」をいくらに設定するか、という事だと思います。
メルカリの場合は、その商品の状態、希少性、あとは自分の思い(←これは結構大切)を考慮して、
そして他の方が同じ商品をいくらで出品しているのかも確認して、売値をつけます。
転職も同じです。社会人経験1年目の営業マンが転職する際に「年収1000万円の企業に入社したい」と希望を述べても
買ってくれる企業はありません。
仮にその方が1億位売り上げをあげれるなら可能性はゼロではありませんが、一般的には極めて難しい転職となります。
もちろん「年収〇万円は絶対に欲しい」という考えは大切なのですが、
自分の経験、年齢、職種、その土地の相場なども考えて、総合的に希望の年収を考えたほうが現実的です。

③買手がいないと売れない

いくら良い商品を手ごろな値段で出品したからと言って、買ってくれる人がいないことには売れません。そう、全てはタイミングなのです。転職も同じです。いくら優秀な人材がいたからと言って、その時企業側にその需要が無ければご縁はつながりません。では、どうしたらよいのか。その時需要が無くても、もしかしたら1ケ月後、3か月後、半年後には求人が出る可能性があります。なので、粘り強く、そして気長に自分がマッチする求人企業を探し、待ちましょう。

④売り手と買い手は平等

メルカリでは売り手と買い手は平等です。
むしろ買い手のほうが「もう少しお安くできませんか?」と下手に出てメッセージを送ることが多いので、売り手のほうが立場が強いかもしれませんね。
転職でも売りて(転職者)と買い手(企業)は平等なはずなのに、
どうしても採用する側の企業のほうが立場が上思われがちです。
でも、それは違います。立場は平等なのです。
面接はお互いが「採用したいか」「入社したいか」を判断しあう対等な場
だということを忘れることなく、冷静に面接に臨みましょう!!


メルカリと転職の違い

商品の場合は極論、値段を下げれば確実に売れますが、
転職の場合は当然もっと複雑で、「こうしたら絶対にうまくいく」というような戦法は残念ながらありません。
なので、上記の①~④を踏まえつつ、試行錯誤して進める他ありません。
その試行錯誤は一人ではなく、味方となる転職エージェントがいたほうが
絶対に心強いです!!

北陸で転職をお考えの方、是非北陸人材ネットにご相談ください笑
(思いに寄り添った対応をモットーとするコンサルタントが大勢いるのでお勧めです!!)

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