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不動産買取で紹介物件の返事をする時に気をつける4つのこと


>>「不動産の仕入営業」誰でも良い条件で買取ができるようになる方法


不動産の仕入営業の仕事してるけど、ぜんぜん買えないとこうなりますね。

・先輩に言われたとおりに営業してるけど仕入ができない
・どういう営業をしたら買えるんだろう?
・先輩たちはどうして買えるんだろう?
・早く会社に貢献したいけど今のままじゃクビになっちゃう
・もっと大きな会社や伸びてる会社に転職したほうがいいのかな?


ネットで検索しても【不動産の仕入営業で買えるようになる方法】ってちゃんと出てこないですね!

ほとんどのサイトでは、実際に仕入営業で結果を出したことがない「ライターさん」が記事を書いてるから、本当のリアルなことが書かれてません。


不動産の仕入営業で【買取ができる人】は、下記の人です。
・買える会社にいる人

・買える物件を集められる人
・売れる商品にする企画ができる人

・買える交渉ができる人
・社内の稟議を通せる人


私ワカケンは、不動産業での経験が26年になります。

X(旧Twitter)で不動産の仕事に役立つ発信をしています。
>> ワカケン|不動産


不動産の仕事に就いてからの取扱件数は下記の件数です。

・売買仲介で約400件以上
・不動産販売で約200件以上

・土地や新築戸建ての分譲で約400件以上
・中古住宅のリノベーションで約300件以上


関東地方、東北、九州、北陸、甲信越、いろいろな場所で仕事をしました。

営業から始まり、1店舗で20人以上のマネジメントや、複数店舗のマネジメント。
新店舗の立ち上げや、赤字店舗の立て直し。
少人数の零細企業から、売上規模で100億円超えの企業で管理職など、ある程度の経験をしています。


詳しくは、運営者情報をご覧ください。



【不動産買取で紹介物件の返事をする時に気をつける4つのこと】


不動産買取で買取金額や査定額を早く出す方法」の記事では、どのようにすれば早く返事ができるかについて解説をしています。

ここでは、紹介を頂いた物件の返事をする際に気をつける事を解説します。


勤めている会社の規模によっての社内手続きの違いがありますが、直接の上司が社長や部長などで、直ぐに社内の手続きができる会社もあります。

店長、事業部長、本部など、何段階もの承認を取らないと返事が出来ない会社もあります。


不動産売買仲介の一般的な物件編(その②)」でも解説していますが、仲介会社では、同時に多数の仕事を行なっている為に、常に時間がありません。

仲介さんにとっては「待たされる」という事は、とてもストレスですね。


紹介物件の返事をする時に気をつけることは、次の4つです。

① 返事をする期限は紹介を受けた時に伝える
② 売主様の状況、売却理由、売却条件は紹介時に確認する
③ 購入の条件は丁寧に説明する
④ 断り方が最重要


早く返事が出来ない場合にはどうするか。
返事をする際に気をつける事。
断る際に気をつける事。

詳しく見ていきましょう。


>>「不動産の仕入営業」誰でも良い条件で買取ができるようになる方法


① 返事をする期限は紹介を受けた時に伝える


買うか買わないかの返事は、遅くとも3日以内が望ましいです。

自分が仲介をする時に、買取会社に物件を紹介した際には「いつ返事がもらえるか」を必ず聞きますが・・・

「1週間後まで」と言われると長いので、その間に別の買取会社にも紹介をしてしまいます。


1週間も待って断られた場合に、そこから別の買取会社に紹介をしていたのでは、売主様を待たせ過ぎてしまうからです。

場合によっては、売主様が他の仲介会社に相談に行ってしまうかもしれません。


3日以内に返事が出来ない場合には、つぎの事を必ず伝えましょう。
✅ 何日以内に返事をする
✅ 何を確認する
✅ 社内の手続きに何日かかる


ただ待たせるのは絶対に良くありません。


>>「不動産の仕入営業」誰でも良い条件で買取ができるようになる方法


② 売主様の状況、売却理由、売却条件は紹介時に確認する


仲介の営業さんは常に、売主様、買主様、銀行、司法書士、保険会社など様々な方々とやり取りをしています。

案件数の多い営業さんは、一日中電話をしている事も珍しくありません。


同じ案件の事を小分けに何度も聞かれるのは面倒に感じますし、仕事ができないんだな。
と思われてしまいます。

慣れないうちには【確認するリスト】などを作って、確認漏れが無いようにすると良いです。


>>「不動産の仕入営業」誰でも良い条件で買取ができるようになる方法


③ 購入の条件は丁寧に説明する


不動産の買取には会社によって違いがありますが、様々な条件が付く事が一般的です。


例えば、下記の条件などです。

◎ 確定測量が必須
◎ 荷物や不用品の撤去は売主負担
◎ 越境物の解消
◎ 土地売買での更地渡し
◎ 契約不適合責任の免責は不可


売主様の売却理由によっては付けられない条件がありますし、仲介会社さんの方針で付けられない条件などもあります。


買取金額が安く、条件を多く希望する買取会社は、仲介会社から物件紹介の優先順位が下がります。

買取金額が高い場合でも、希望する条件が折り合わずに契約にならない場合もよくあります。


買取の条件は、買取金額と同じくらいに大切な内容です。

希望条件を提示する時には、丁寧に説明しましょう。

● 必ず書面で
● つけてほしい理由


>>「不動産の仕入営業」誰でも良い条件で買取ができるようになる方法


④ 断り方が最重要


買取を長く経験し特定の仲介さんと何度も取引を重ねると、仲介さんから紹介を頂く物件が「買える物件」ばかりになるので、紹介を頂いた物件をお断りする件数は減ります。

ただ、それでも紹介を頂く物件を全て買取できる訳ではないので、一定数は断らなくてはいけません。


ベテランの方でも紹介数からの買取件数は30%程度、3件の紹介を頂いて買えるのが1件くらいではないでしょうか。


買取営業で経験の浅い新人の頃は全く確率が違います。
様々な仲介さんから100件くらいの紹介を頂いても、1件も買取が出来ないことも普通にあります。


買取できない物件でも、下記のことは必ずしなくてはいけません。
◎ 買取希望金額や条件を返す
◎ 買取できない理由を返す


その時に仲介さんに悪い印象を与えてしまうと、次から物件の紹介を頂けなくなってしまいます。


紹介を頂いた物件の返事をしない等は、絶対にやってはいけません。


仲介営業が買取で物件を紹介する順番」でも解説をしていますが、
取引をした事がない人に物件を紹介するのは、仲介さんにとってもリスクのある事です。

その上で紹介をしてもらえた事に感謝をして対応をすると、断る場合でも全く印象が変わります。


難しい金額や条件、買取が出来ない場合でも、
直接会い、面前で丁寧に、誠意を持って説明をすれば次の機会に繋がります。


>>「不動産の仕入営業」誰でも良い条件で買取ができるようになる方法


不動産買取で紹介物件の返事をする時に気をつける4つのこと:まとめ


● いつまでに返事をするかを伝える
● 返事は3日以内が望ましい
● 1週間などかかる時には理由を説明する
● 売主様の状況、売却理由、売却条件は紹介時に確認する
● 購入の条件は書面で丁寧に説明する
● 買取金額が高くても条件次第では契約にならない
● 次に繋げるためにも「断りかた」がとても重要


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