影うつす／初御空 三鷹駅前のびのび句会2023年1月、2月回

三鷹駅前のびのび句会 2023年1月

事前句
年立ちぬ三年みとせぶりなる宇治十帖 2票
ミルクパンのしづく拭へば窓に雪 1票
初すゞり伊勢を源氏をかたはらに 特選1票、ふつうの選1票
四方の春ドライフラワー爪に置く

席題「田圃」
影うつす水なきを田の残り鷺 特選1票、ふつうの選1票

「残り鷺」は「花も紅葉も」方式で詠んだところ、そのとおり受け取ってもらえました。

「宇治十帖」は1月4日から欠かさず読み進めています。
出張や連勤の日は無理ですが、なんとか今年中に読み切りたいです。
実際には「三年ぶり」かどうか覚えていないですが、創作の世界でそこはどうでもよい。

— 梶間和歌 (@WakaKajima) January 10, 2023

三鷹駅前のびのび句会 2023年2月

事前句
プルタブやファミマの屋根に霰あられ避よけ 2票
月寒しスラムダンクはをはらない
初御空はつみそら大神宮に課金する 特選1票、ふつうの選1票
春近しさ枝えだに交はす鳥の声

席題「突風」
春荒れや明日あさてには終ふる恋 2票

事前句
プルタブやファミマの屋根に霰（あられ）避（よ）け 2票
月寒しスラムダンクはをはらない
初御空（はつみそら）大神宮に課金する 特選1票、ふつうの選1票
春近しさ枝（えだ）に交はす鳥の声

席題「突風」
春荒れや明日あさてには終ふる恋 2票#三鷹駅前のびのび句会 2023/2

— 梶間和歌 (@WakaKajima) February 5, 2023

「プルタブに対して感動の切れ字「や」を使うという発想がなかった」
確かに。

推敲前は初句が「生搾り」「レモンサワー」でしたが、後者では夏っぽくなってしまうし。

実景はレモンサワーでしたけれどね。現場帰りのコンビニ飲みの様子です。

— 梶間和歌 (@WakaKajima) February 5, 2023

否定で残像を描かせる

『否定で残像を描かせる』

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