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刈り上げデビュー

今週になって、朝の冷え込みが強く、季節が逆戻りしたように感じる。
私の髪型のせいもあるかもしれない。

週末、だいぶ重たくなった髪の毛を切りに美容院に行った。

年末に引っ越しをしてから、一度美容院に行ったがしっくり来ず、別の場所に行くことにした。

ホットペッパービューティーで探して、家の近くの美容院の中からなんとなくで決めた。

担当してくれたのは私と同年代の女性の美容師さん。

こんなイメージで…とスマホで画像を見せた。

女性とすると、かなり短い髪型。

その美容師さんは、「いいですねー!」と言った。

今までの美容師さんとは反応が違いすぎて驚いた。

私の髪の毛はかたい、ふとい、くせ毛の三重苦で、若い頃はそれはそれは苦労した。
でも、歳を重ねて、この髪の毛は髪の毛で味があっていいかも、と思うようになった。
特に、ベリーショートにしたときの、パーマ要らずな感じは個人的にとても気に入っており、気まぐれに伸ばすことはあっても、短い髪の毛が恋しくなって、よくバッサリ切ることがある。

以前行っていた美容院でベリーショートのオーダーを初めてしたとき、「結構いきますね〜。旦那さんとか大丈夫です?」と、何故か旦那の好みの心配をされた。

私が好きでオーダーしている髪型は心配されるような髪型なのか、と少し悲しくなった。


そんな経験があったからか、一言「いいですねー!」と言ったもらえて、共感してもらえて、とても嬉しくなった。


美容師さんから、「この写真だと、もみあげとか少し刈りあがってるんですけど、同じようにしても大丈夫ですか??」と聞かれた。

嬉しくなった私は、刈り上げるつもりはなかったけど、この髪型を忠実に再現して欲しくなり、「はい!」と答えた。


刈り上げる時もこの美容師さんは早かった。

「一気に行きますね〜!」の一言の後にはもうバリカンが入っていた。

どんどん切られる(刈られる)髪の毛。

軽くなる頭に比例して、気分まで軽くなる気がした。


カラー(春ということで今よりワントーン明るくしてもらった)、シャンプー、セット。

全ての工程が終わって、鏡にはだいぶ印象の変わった自分。

美容師さん「似合いますね!」と言ってくれた。

次も、この美容師さんに切ってもらおう。

少し冷たく感じる首元を心地よく感じながら、家路に着いた。

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