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雑感:軋む世の中

 どうも!おはようございますからこんばんわ!まで。

 ここ最近色んな方面でひーひー言いながら生きていました。その過程で色んなスペースやclubhouse(とりわけキャリア関連)を覗いて思ったのが、世の中が色々軋んでいるなぁという点です。

1.ジョブ型雇用

 私のnoteでも何回かジョブ型雇用について言及したことがありますけど、どうやら本格化しだす企業があるようです。時事通信2/17配信のニュース記事によると、日立では本体で勤務する一般社員にも今年(2022年)7月からジョブ型の導入を進めるそうで、インタビューに応じた役員は「遠隔勤務に必要な役割の明確化は、ジョブ型の考え方と整合する」と話しているそうです。また、富士通では来年度(2022年度)から一般社員へのジョブ型雇用の適用を目指しているそうです。

 ジョブ型雇用は日本の労働法制をベースとした仕組みとして称されるメンバーシップ型雇用への限界から時より波の如く登場してきましたが、そこまで万能な代物ではないというのが私の見立てです。表向きは組織の新陳代謝に繋がる仕組みかもしれませんが、評価の仕方から情を脱しきれるか?という点に懸念はあります。そしてこの”情”が表向きは男女とか等級とか正規・非正規とかそんなの関係ねぇ~というメッセージをジョブ型を介して表現しようとする際の足枷に少なからずなると私は見ています(参照:『ジョブ型雇用社会とは何か 正社員体制の矛盾と転機』濱口 桂一郎 (著) pp152~154)。

2.不思議の国の新型コロナウイルス

 政府はなにかと早期の3回目接種の実現に向けて躍起になっていますが、こんなケースがあったそうです。

 東京新聞2/16配信の記事によると、同日発表のコロナ死亡者の中に10代で基礎疾患の無い方が亡くなられたそうです。一部噂ではワクチンの2回接種が済んでいたそうです。

 厚生労働省HP内にある新型コロナワクチンQ&Aというページにて、ワクチン、予防接種とは何ですか。というQに対して、予防接種とは、感染症の原因となる病原体に対する免疫ができる体の仕組みを使って、病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするために、ワクチンを接種することをいいます。というAを示しています。免疫はあくまでも抵抗する力なので、その抵抗する力をすり抜けて感染して亡くなるケースが多くなっている傾向を考えると、ゼロコロナ視点でこの新型コロナウイルスと向き合うのは限界なのでは?という印象を持っています。ライフネット創業者の出口治明氏は、常識を捨て澄んだ目で物事の本質を見極める上で大切な要素として数字・ファクト・ロジックを挙げています。(参照:『本物の思考力』出口 治明 (著)pp154~156)メディアやその周辺にいるコメンテーターと呼ばれる人達の多くはなにかと扇動的に問題をフィーチャーしようとする傾向にありますが、数字・ファクト・ロジックに意識を向けて見る事で権力が進めようとする事への疑問やそこから派生する軋む社会・軋むコミュニティが可視化されるのではないか?と私は思います。

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