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雑感:3/14(採用の日)と私

 どうも!おはようございますからこんばんわ!まで

 巷には色んな記念日が渦巻いていますが、一般社団法人日本記念日協会のホームページで3/14で検索すると、現在11の記念日が認定されていて、その1つに今年新たに認定された採用担当者へありがとうを伝える日(通称:採用の日)があります。

 ホームページによると、宮崎県西都市に本社を置き、採用業務や経理業務などのオンラインアシスタント事業などを行う株式会社キャスターが制定。採用の繁忙期であるこの時期に、日々の業務に追われている採用・人事担当者に「ありがとう」の気持ちを伝えるのが目的。日付は3と14で「さいよう」と読む語呂合わせから。(原文のまま)

だそうです。今回は、私自身が採用という部分に興味を持ったきっかけ等の雑感を書いてみたいと思います。

1.ブラック企業との出会い

 元々、大学時代は公務員を志望していたので特段労働という分野に興味を持つことがありませんでした。そんな私が、採用という部分に関心を持つきっかけとなったのが、『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』です。

 当時の私の拙い脳みそには、労働の先に死ぬという事実があるという部分に衝撃を覚えました。この衝撃を契機に、ブラック企業という言葉の共通項にある過重労働や労働法令への違法性といった部分を調べていく中で、私は企業文化としてこういう事がまかり通っているという部分を隠して良い面だけ伝えるという姿勢は一種の商取引というか戦争というかそういう側面があり、この根本を知るには採用の立場を経験してみたいと思いました。

2.今現在の関心

 関心の軸は採用ですが、自分自身労働者という立場を経る中で採用という部分はHR領域における枝葉の1つなんだなということを知りました。

 横浜国立大学准教授(現:神戸大学准教授)の服部泰宏先生の著書『採用学』では、序盤で映画「マネーボール」を題材にして、採用予算の少ない会社(球団)が多い会社(球団)を喰う位の実績を残す側面から採用は科学的に検証できる部分があると述べています。

 採用を色んな要素に分解してみると、企業の名前を会社に認知してもらうためのマーケティング活動やそのために組織文化を言語化し人材要件(ペルソナ)を設定します。要件に合致した人を選出するために適性検査をしてみたり、面接でどんなことを聞くのかを考えます。そして、採用内定を出した人が他社へ流出するのを防ぐために口説いたり、入社後に抱くギャップからくる不安を解消するためにアフタフォローする等、思いつくだけ要素分解をしてみても色んなポジションがあることが見えます。

 今は、単に採用というキーワードだけに囚われて考えるのではなく、性格の部分や心理学,マーケティングや組織開発等、採用に密接する領域に限らず一見すると密接してなさそうな領域にも目を向けて学ぶことを心がけています。

3.最後に

 決して宣伝というわけではありませんが(笑)、採用担当者へありがとうを伝える日の制定に携わった株式会社キャスターの 事業,CASTER BIZ recruiting事業の責任者である森数美保さんという方がVoicyというサイトでアップロードしている採用とキャリアと私とボイシーというチャンネルは、ここ最近採用領域を勉強する上で非常に示唆に富む内容で個人的にはお勧めです!

 そんなこんなで今回はここで筆を置きますが、人材の行き来に関わる採用というポジションは非常に経営部門に密接していることが良く分かる一方で、対求職者という側面で見た場合の営業という側面もあり、企業が帯びている組織文化の伝え方が求職者の信頼に影響する側面があるという事を考えると、非常に面白い分野だと私は思います。

 欲を言えば、実務の経験が欲しいです😿

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