「ラブライブ！スーパースター!!」2期 第2話　感想戦

　どうも！おはようございますからこんばんわ！まで。

　さてさて、配信されましたので第2話の感想戦を始めていきますよ～！。

ストーリーの概要

（引用: https://www.lovelive-anime.jp/yuigaoka/story/ ）

きな子が入部し、6人になったLiella。しかし、きな子の入部後、スクールアイドル部の新規入部希望者は一向に現れない。きな子によると、原因は練習が厳しそうという噂からだった。
そこで新入生が入りやすいよう、練習メニューを軽いものに変更することにしたLiella!。
しかし、今年こそラブライブ！優勝を目標としているにもかかわらず、練習メニューのレベル落とすことに違和感を感じたかのんは──。

1.目標と間口

　新人と経験者の構図が作られる全ての空間・組織においてそうだと思いますが、入りたての頃は上手くいかないことが多いです（まぁ、きな子の元々の運動神経的な部分もあるとはおもいますが(笑)）。故に、この上手くいかなさが足を引っ張りたくないというきな子の気持ちに火をつけ自主練に励む一方で、自主練をするほど大変という噂が新入生内にたちまち広がった影響として敬遠に拍車がかかります。

　かのん達は新入生が入りやすい環境を整える（間口を広げる）ために、これまで学校で行ってきた練習メニューを軽くしきつくないアピールをしてみます。一面では納得したように見える一方で、きな子はLiella!のガチオタである同級生のメイにやりたいから入ったという志を突き進めという言葉に突き動かされ、かのん達先輩にラブライブ優勝のために練習メニューを戻そうと提案をします。かのん達は本来の目標であったラブライブ優勝のためを今一度思い出し、きな子へ練習についてこれるか？と尋ねます。

　この構図って、背景に例えばしごきのようなものがあると話は変わってきますが、本来達成したいと掲げた目標のために厳しい練習・トレーニングを頑張るのとそれに伴って生じる厳しそうというイメージで間口が狭くなることと間口を広くするために今まで続けてきた厳しさを軽くしようとするトレードオフの関係で見る事ができるのではないか？と私は思います。このトレードオフ関係に起因するキーワードとして噂がありますが、噂はあくまでも噂で当事者内部でしか分からない側面もあるので、このトレードオフ関係の構図でどちらを選択するかはなかなかに難しいかもしれません。それでもラブライブ優勝という目標のために頑張っていこうとし、そのために食らいついていこうという気持ちを示すきな子の純朴だけど芯の強さを感じました。

2.良い味を醸し出しながらも伝わる結びつきの序章

　Aパートできな子と四季が話す場面で、四季がきな子にスクールアイドル（Liella!）へ誘ってほしいというお願いをした結果として、このストーリー展開へとなりました。

　ストーリー展開上、良い味を出す接点の持ち方だなぁ～と思いました。今後のストーリー展開において、メイと四季がLiella!へ加入するというストーリー展開が予想された時のキーとなるは恐らくきな子だと想像されるので、その伏線として捉えてみてもなかなかに良い味出しているなぁと思いました。また、1期から連綿と繋がっている結びつきというキーワードにおいても、1年生という枠内であるとはいえ結びつきの序章をひしひしと感じました。

3.おわり＆おまけ

　新設校という設定でスタートした「ラブライブ！スーパースター!!」。そして、その2期放送でかのん達5人が2年生に進級するということは先輩・後輩という構図が生まれると考えた時、今回の2話のようなストーリー展開はある程度想像できましたが、「みんなで叶える物語」というシリーズのコンセプトを大事にしつつ、丁寧なストーリー展開だなという印象を持ちました。1期当時から言われていた原点回帰的な側面なのかな？という見立てもできなくは無いですが、これはこれで一先ず2話まで見た限りではなかなかに面白いと思いました。

　そして、今回のおまけはこちらです。

　メイにLiella!へ入らないか？と誘った際に、同級生内で知られたくなかったメイがきな子を校舎裏へ呼び出して問い詰められる場面できな子が取り出したパンは「カルボナーラパン」だそうです。

　これはもうコラボカフェだけでなく、山崎製パンとコラボするしかないな(笑)。