#11 音の長さを覚えよう(2)
以前の記事で、全音符から16分音符までの各音符の紹介をしました。
今回は、それ以外の音符をご紹介します。
今回ご紹介する音符の特徴
前回紹介した音符のうち、4分音符より細かい音符は
「8分音符」「16分音符」「32分音符」ですね。
「4分音符」は各拍1個ずつ、
「8分音符」は4分音符1拍の中に音符が「2つ」
「16分音符」は4つ
「32分音符」は8つ
それぞれ入っています。
要するに
「1個」「2個」「4個」「8個」があって…。
他は?という話になるのですが。
安心してください。ちゃんとあります。
それは…。
「連符」というもの
例えば、4分音符1拍の中に音符が3つ入るものがあり、
これを「1拍3連符」と呼びます。
( 「1拍」の部分を省略して「3連符」と呼ばれることが主流です。 )
書きかたの特徴は、音符の上に ┏ 3 ┓ といった記号が記されています。
では、実際にそのリズムも音で聴いてみましょう。
メトロノームの4分音符に対して
スネアドラムのリズムがちょうど3等分になっているのが分かります。
同様に、
1拍を5等分すれば「1拍5連符」
1拍を6等分すれば「1拍6連符」
1拍を7等分すれば「1拍7連符」
と、このようになります。
これで、1拍の4分音符のなかに
かなり多くの種類の音符を表現できるようになりました。
1拍の中に入る音符の数を、数字で表すと以下のようになります。
1 : 4分音符
2 : 8分音符
3 : 3連符
4 : 16分音符
5 : 5連符
6 : 6連符
7 : 7連符
8 : 32分音符
9 : 9連符
もはや、何でもアリですね (;´▽`A``
ちなみに…
今回ご紹介した連符の正式名称は全て
「1拍○連符」もしくは「4分○連符」と言います。
文字通り「4分音符を○分割した音符」という意味合いですね。
ということは…。
同様に「2分音符 ( 2拍 ) を○分割」した「2拍○連符」や
「4分音符 ( 2拍 ) を○分割」した「4拍○連符」なども存在します。
これはまた、別の記事で
表記やリズム、またはリズムの構築方法なども含めて詳しく解説しようと思います。
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