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#4 オクターブ記号

突然ですがクイズです。
これは何の音でしょう?

めちゃくちゃ読みにくいですね。
律儀な方は、加線を1つずつ数えながら「ド・レ・ミ…」と追っていかれると思いますが、

僕の場合「もうええわ!」と放り投げてしまうかもです (笑)

ちなみにこれ、正解は「ド・ソ・ド」です。

今回は音が3つでしたので
なんとか数えることが出来ました。

ですが、
これがこんな感じになってくると…

サンプル①

さすがにウンザリしますよね。
楽譜を書くのも一苦労です (^^;;)


そんなときに便利な書き方がこちら!

サンプル①と同じ音です

赤で囲った記号のことを【オクターブ記号】と言います。

音符の上に「8va…」と表記することによって
「この音をオクターブ上の音で演奏してください」という意味になります。


かなりスッキリして読みやすくなりましたね。


もちろん、もっと高い音が連続する場合もありますので
その場合「2オクターブ上で演奏してください」の記号も使われることがあります。

サンプル①と同じ音です

1オクターブの記号と比較してみると
「8v」が「15m」に変化しました。
「a」はそのままですね。

ちなみにこの「a」は「alta ( アルタ )」の略で「高い」という意味です。


では続いてクイズ2問目
次の音は何でしょう?

サンプル②

出てきました、超重低音
こちらもやはり、加線が多いと読みにくいですね。


ここでも活躍してくれるのがオクターブ記号!
次のような書き方をします。

サンプル②と同じ音です

さっきのオクターブ記号と違う点は

  • 音符の下に記されていること

  • 「a」が「b」に変わっていること

以上の2点です。

もちろん、2オクターブ下を指定する表記も存在します。

サンプル②と同じ音です

ちなみにこの「b」は「bassa ( バッサ )」は「低い」という意味です。


今回の記事に関しましては「そんなもんがあるねんなぁ~」と、豆知識くらいに思って頂ければよいかと思います。

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