なりたい、やりたいを実現し妊娠へと導く【妊活プランナー】が誕生するまで#64

再生医療の世界へ足をふみ入れ、遺伝子工学と分子生物学を学ぶことで、今まで見てきた医療や代替え医療がすでに時代遅れになりはじめているということに気付いていきます。

くる日もくる日も最新の論文を探し、情報をアップデートすることで、見えていた世界が全く違うものになっていきました。

前回からの続きです。

遺伝子のゲノム解析が完了した2003年。

そこからさらにAIが発達していった事により、以前とははるか比べものにならないぐらい色んなことの分析が早くできるようになり、今までの常識がどんどん変わっていっています。

新たにわかったことが教科書に載るまで20年の歳月がかかるそうです。

今、大学や専門学校などで使われている教材は、ちょうど遺伝子のゲノム解析が終わったあたりのことが書かれており、現在わかっていることが教科書にのるのは2043年頃になるということです。

再生医療の世界は毎日のように新しい論文が発表され、2〜3ヶ月もするとすでに情報が古くなっているということがザラ。

しかも論文は専門用語で書かれており、単語ひとつひとつを理解するためにさらに別の論文を探すということの繰り返しです。

勉強は苦手のわたしですが、むかしから興味があったおもしろいと思える分野だったことと、今まで勉強してきても理解がむずかしかった生理学や病理学などが、おもしろいようにわかるようになっていきました。

そうなることで、体の中で起きていることは、非常にシンプルということがわかっていったのです。

今まで原因不明だと思われていた多くのことは、パズルのピースがどんな形をしているのかまだわからなかったので当てはめることが出来なかっただけで、形さえわかってしまえば当てはめるのは難しいことでもありません。

体の中で起きていることがわかることで、今まで鍼灸や整体では対応しきれなかったことが、いともかんたんに治療できるようになっていき、治療をすることの楽しさが戻っていきました。

もっと多くの治療家たちがこの知識を身につけていけば、さらに多くの人達がきっと救われる。そう思うようになっていきました。

次回に続きます。


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