愛しくて切なくて心強いもの

無防備な寝姿に愛しさを覚え、仕事で遅く帰る日が続くとせつない。そしてきみに毎日待っていてもらえる私はとても心強い。

20数年の流行歌の意味が今になって腑に落ちた、週末の夜。
それは、愛しくて切なくさせる。そのくせとてつもなく心強くもさせる存在。

君がウチに来てから、無闇に飲み歩くのをやめた。というか自然と足が向かなくなった。
かわいい君が待っている小さな私の部屋へ、今日も帰る。

それでも時には泥のように酔っ払って帰宅する夜もある。
きっと君は酒臭い息を吐きながら横たわる私の顔なんかに、そのちいさな手をかけたりして、ご飯をねだっているのだろう。

不思議なことにどんなに酔って帰っても、朝起きたら君のトイレはキレイになっている。無意識に君を守ろうという本能が私を突き動かていることに毎度驚く。

君は朝早くから私の懐に入り、ご機嫌をとる。ごはんがほしい故のこととは
理解しているが、それでもかわいさは止まらない。

大好きな君、私の持っている愛情を全部あげるから。。
どうか永く永く共にいてください。

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