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他人事で悔しくなってしまう気持ち

仕事でミスったり上手く出来なくても「まあ人間だし」で済ませてしまう。
色々と諦めてしまっているせいか日常生活における自分ごとで「悔しい」と思うことが全くない。
最後にそういう気持ちを抱いたのはいつだっけ…と遡っても思い出せないくらい無い。多分。忘れているだけかもしれないが。


敢えて名前は出さないが、現在芸歴15年以上限定漫才の賞レースが開催されている。
1回戦では審査員により約130組から32組に絞られる。
2回戦からは1対1のトーナメント制となり、3回戦で決勝に進む8組が決まる。

私が応援するコンビは1回戦で敗退し、その時点で“今年の”某賞レースに対する興味はほとんど失った。(来年頑張って)
当選した2回戦の観覧にも行かなかった。

が、Twitterのタイムラインには2回戦〜3回戦の結果が流れて来る。
ライブやテレビで見たことのあるコンビが勝ったり負けたりしている。
芸歴15年以上という括りがあるので応援している某コンビとライブで共演している人もたくさんいる。

その、優勝して喜ぶ本人やファンの方々のツイートや、敗退したけど○○もおもしろかったなどのコメントを見る度にめちゃくちゃ悔しくなる。

悔しいと言うかもどかしいと言うか歯痒いと言うか。

2回戦と3回戦の模様を見ていないので他の出場者と比較してどうのと言うわけではない。

ただ、「ここにあのコンビがいたらなー!!!」という気持ちになってしまう。
1回戦は配信がなかったので尚更そう思う。めちゃくちゃおもしろかったんだよ。

1回戦の結果が出た後に応援しているコンビをライブで見たがやっぱりおもしろかった。
これでつまらなかったら何とも思わないのだろうけれど、おもしろいからこそ悔しい。

昨年も似たような大会で決勝戦まで行って7位に終わったのだが、その時も悔しかった。
そして家に帰って配信で決勝戦の模様を見返して「やっぱりおもしろいじゃん!!!!」と思いながら笑った。悔しがりながら笑うと言う複雑な感情の動き。

自分のことでは悔しくならないのに、全くの赤の他人のことで悔しさを覚える。

来年は絶対勝ってほしい。もう有無を言わさぬ圧勝で。
私は勝ってほしいと応援して信じるだけで他には何にもしない(出来ない)けど勝ってほしい。無責任に応援し続ける。

日本一の漫才師だと信じている。

ぶちかましてください。

な〜んちゃってマッチョマーン