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10人以下の日本語教師の勉強会をはじめます

わたしは 2004年から日本語教師をしています。若林佐恵里です。
日本語教師のプロフィールは以下の記事をみていただければと思います。

こんなふうに日本語教師を続けてきました。会社員になったことはなくて、いつも非常勤を掛け持ちしながら働いてきました。日本語教師だけではなく、日本語教師養成講座、ライターなどの近しい職種などの仕事の経験もあります。そして、ありがたいことに共著の本『とりあえず日本語能力試験対策シリーズ』も出版することができました。

ただ、最近気になっていることがあります。それはコロナ禍を経て、10年以上、この仕事をしているという人が、特に日本語学校の現場においてものすごく減っているのではないかということです。つまり、たくさんの人が現場を離れ、また新たにたくさんの人が新しく日本語教育の現場に入ってきたのではないかと思いました。

人が日本語教師をやめることも新たに始めることも自然なことではあるでしょうが、日本語教師も大量に生み出され、コロナなどが起これば大量に不要とされてしまうようなところがあるのではないか。商品のように扱われているのではないか。わたしは運よく日本語教師として生き残れただけで、そうではなく不本意ながら日本語教師の職を離れた人もいるはずです。

では、そういった避けようのない社会の流れに一人の人間としてどうすれば抗うことができるのかということを考えたとき、この答えの一つが「学ぶ」ということなのだと思い至りました。しかも一人ではなく「誰かと学ぶ」ということです。わたしたちはひとりひとりは弱い存在だけれど、多分、共にあることで強くなれる可能性を秘めた存在でもあります。それをお互いに確認しながら、この仕事をしていければいいなとおもっているのです。

少し、綺麗事のように聞こえるかもしれません。もうひとつの理由もあります。日本語教育の現場で授業運びのノウハウやちょっとした悩み事をシェアする機会が減っているような気がしているからです。これは日本語教育の現場だけではなくて、あらゆる職場でも言えることかも知れません。20年前は黙っていてもダメ出しをされたり、叱られたりしたのですが、最近は忙しさからか、思うところあってか、そういう場面を見ることも少なくなりました。

しかもわたしは非常勤なので、しゃしゃり出て教えるのも変な話です。実際、しゃしゃり出て教えているかも知れないのですが…… ですから、自分が今まで培ってきたものをどこかでシェアできる場所があればいいなとおもって、この場をつくろうと思いました。

ただ、学ぶといっても、明日の授業にすぐ役に立つことを学ぶ場にはしないつもりです。わたしを含めて、自分の日本語教師としてのスタンスをつくっていく場にできればとおもっています。

活動は全てオンラインでの活動です。しかし、有料(2500円/月)になります。その理由は2つです。ひとつはゲストを呼ぶときに謝礼をお渡ししたいからです。もう一つはわたしがいろいろ企画して準備するので、その分です。続けていくためにご理解をいただき、参加していただければとてもうれしいです。

ワカバゼミでできること

次にこの「ワカバゼミ」でできることを紹介します。あくまで予定です。
参加者の方のリクエストなども取り入れられればとおもっています。

①月に1回のゲストと共に学ぶ会
②月に1回の読書会
日本語教育関係の本から文学、ベストセラーまで参加者の希望に合わせて選書します
③月に1回の雑談会
なんでも話せる雑談会を行います。
④Facebookグループでの意見交換

参加方法

noteのメンバーシップに申し込んでください。初月は無料です。
支払いが確認されたら、Facebookグループに招待します。

以上です。読んでくださりありがとうございました。
募集は随時行なっています。いつでも参加できます。
月初めから参加されるのをお勧めします。





サポートよろしくお願いいたします。 サポートいただけたら、大好きな映画をみて、 感想を書こうと思います。