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起業しようと思ったら・・・

2020年1月、それまでもぼんやり考えたことはあったけど、「自分で好きなことができる事業を始めたい!起業しよう!」と決意しました。決意した後、どうしたかというと、たまたま近くに同じ日本語教師で、起業していて、キャリア・コンサルタントの資格を持っている人がいたので、その方に相談して、コンサルを依頼しました。

今、思うと自分1人で全部するのは無理だったろうなぁ〜と思います。たった4回のコンサルでしたが、内容はぎゅうぎゅう。私の要望に合わせて、私のしたいこと・目標を明確にして、何を参考にして決めたらいいか、他と比較したり例を出したりして、分かりやすく、取り掛かりやすくしてくれました。

そしていつも宿題(次回までの課題)がありました。だから起業を決めて実際に生徒が入って稼働するまで約1ヶ月でできました。

起業までに決めていったこと

・対象となる生徒について。レベルは、目的は、年齢層は。どんなコースで、何を使って、どんなレッスンがしたいのか。またはしたくないことは何か。

・契約書作成。キャンセル代は発生するのか、キャンセルする場合はどうやって連絡するのか、いつまでにどこに入金すればいいのか、テキスト代などは別途払うのか。

・集客方法。対象となる生徒は何を見て探すのか。SNSでどうやって集客するのか。せっかく興味を持った学習者がアクセスしやすい方法は何か。講師の資格や経歴はどこをアピールするのか。継続してもらうためにどんなことをしたらいいのか。

・授業設定。1回の授業は何分か、何時から何時まで営業するのか。その時間帯はターゲットとなる学習者のいる時間帯かどうか。いくら払うのか。それが妥当だと思う根拠は何か。強みは何か。この授業を受けたいと思う魅力は何か。

・ホームページの作成。何が1番のアピールか。他と何が違うのか。情報はどこに何が書いてあるのか。分かりやすいか。アクセスしやすいか。信用されるポイントは。他のSNSで紐付けできるのか。ceo対策はしているか。

ここに書いたのは一部です。他にも膨大な量のやりとりがあって、細かいことを一つ一つこなし、悩んだら相談し、決めていきました。

プロに頼むメリット

なるべくお金はかけたくない。資金がないからできることは自力で、そう思っていました。コンサルを頼むのは私にとっては大きな決断でした(安くはないし)。

でも、今は本当に頼んでよかったと思っているし、金額以上のものが得られたと思います。

①やるべきことがわかる

起業するまでにやるべきことを一人で思いついてやっていくことはできなかったと思います。

お金のやりとりだけで済むことではない。仕事は契約であり信用。コンサルを頼んでいなかったら、問題が起こってから慌てて作る、というお粗末な結果になって、生徒になってくれたお客さんの信用を失っていたかもしれないと思うとゾッとします。

②モチベーションになる

一緒にやってくれる人がいるから、お金をかけたから無駄にするもんかと思って「なんとしてもやる!」と諦めずに頑張れた。

③プロの目で確認してもらえる

用意したものが他人の目にどう映るかを自分で判断するのは難しいです。

ホームページが見やすいか、写真の印象は、SNSの文を読んでどう思うかなど、率直な意見がもらえます(友達に頼んでも、なかなか本音は言ってくれない)。

④時間も労力も段違い

なにせやったことがないから時間がかかる。

方法がまずわからない。どんな本が参考になるかも手当たり次第。自分に合った方法を見つけるのも一苦労。何をどう準備すればいいかもSNSで調べたり人に聞いたり・・。時間もかかるし、失敗も多いし、私だったら途中で「面倒!もう無理!」ってなっていたと思います。

というわけで、「起業しよう」と思ったら、手っ取り早くキャリア・コンサルタントに相談することをお勧めします。

とはいえ、どうやって見つけるのか。

まずは自分が理想とする会社、業者、起業した人に思い切って聞いてみてもいいかもしれません。「どうやってやった?」「誰かに頼んだ?」「自力で?」など(言葉遣いは選んでね)。

お住まいの区で起業相談などしているケースもあります。プロがやってくれるし、値段も安いと思います(日本語教育に詳しい方が担当してくれる可能性は低いですが、一般的なことは教えてくれると思います)。

ちなみに私がお願いしたのはこの方↓です。なんだか宣伝みたいになってしまいましたが、一切宣伝料とかもらってませんよ(笑)。勝手に宣伝しちゃいます(笑)。

田中くみさん(日本語講師・コンサルタント)

もし、もう日本人相手にコンサルタントはしてないと言われたら・・すみません。

その時は・・私に相談していただければ・・なんとかします。

*お悩み、セルフブランディングの相談など行っています*


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