「30歳結婚問題」を考える。

日本人女性につきまとう「30歳までに結婚」。

それが昔の慣習からきているものなのか、ピアープレッシャーなのか、自分の人生設計なのか理由はたくさんあると思う。

ただ社会的に「30歳」っていう歳に対する期待って大きすきるんではないか。自分のゴールがあって、将来的にこういうことをしたいから30歳までに何をいたいという自発的な設定だったら良いけど、どうもプレッシャー感がすごい。三十路を目前にした周りの日本人女性の声を聞いていると、30歳という数字を目の前にして、やり遂げたことより、出来ていないほうに目がむいている感覚がある。

グローバルの声:”Just30歳。”

この間イラン人の同僚(男)が30歳になった。同居をはじめて半年ほど、すごく大切にしている彼女がいて、らっぶらぶなので結婚を考えているのか聞いてみた。

"What? Nooooooo I am just 30, I still feel like a child!(えー、いやいや、僕ただの30歳だし。まだ子供みたいな感覚なのに。)"

めちゃめちゃ大きい目を黒目まるだしになるくらい見開いて彼はいった。

ちなみに彼氏と同棲中、30歳になったばかりのイラン人女子も「結婚なんてまだ全然考えてない。」とすっぱり切られた。

何人か30歳になりたてほやほやの欧州同僚(女子)がいるけど、一人たりとも結婚に対しても人生に対しても焦っていない。彼氏がいなくても焦らないし、まだ”Partyフー!!”みたいな子もいる。

こういう人たちにとっては、30歳なんてただの数字だ。29歳の時も30歳になってもそこまで変わらなく過ごしている。

だから人生大イベントである結婚を、縁があるから繋がる未来のパートナーを年齢のプレッシャーで決めないでほしい。全部自分の人生。自分の決断。〜しなければいけない、ことなんて絶対ないから。

周りの30歳にもっと優しくしよう。