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抽象度の高さは年収の高さに比例する





どうやったら稼げるようになるのか。

稼いでる人はどうやって稼いでいるのか。


これはビジネスをやっている人には、常に気になるところ。というより、

それだけが知りたい!

という人が多いかもしれませんが、そう簡単ではないのもご存知のはず。


実際に稼いでいる人ってどれぐらいいるのか?


平成30年度民間給与実態統計調査が出てますのでそこからちょっと見てみますと、





2000万円以上はたったの0.2%。

(年収3000万円までは庶民なんて言われていますが・・・)


まず、今自分がどの位置にいるのか?を把握することが重要です。
現在地を知らずして目的地への道筋は見えますか?

カーナビと同じで、現在地が分からなければ、目的地までの道は出てきません。
つまり、現在地が分かって初めて目的地までの道が見えてくる。

現在地を知り、目的地へ向かうにはどうすればよいのか?を考えることが目的地への最善の近道。
やっぱり飛び越えて真っ赤なてっぺんへは行けませんので、どうやって1つ1つ上がっていくのか?




「どうやって?」

と具体的なことを聞きたがるのが、1番下の青色部分の人の特徴だそうです。


私の師匠(億超え30代女性)に聞いた、年収の高い人、つまり稼いでいる人の特徴とは


「抽象度が高い」だそう。


ビジネスシーンでよく目にする言葉ですが、

そもそも抽象度とは?

抽象の反対は具体。


青色部分の人は、物事を具体的にしか考えられない。

そして、具体的に説明されないと動けない人たち。

つまり、AIに取って代わられるような仕事のやり方の人。




赤色、オレンジ色の人は、物事を抽象的に捉えて、考え動いている。



ということは、

捉え方、考え方で年収が変わってくる?

考えて動けるかどうか?ということだと思う。



例えば、

コンサート終わりの会場

「全部キレイに片付けて」

と言われて



◆自分で何をすれば良いか考えて動ける人
何から手をつければ効率よく早く片付くのか?と考えて動ける人


◆何から手をつけて良いか分からず、まず椅子をあそこにしまって、次は…と具体的に指示を受けないと全く動けない人



抽象度が低いのか高いのか。

簡単に言うとこんなイメージだと思います。


組織の中にどちらのタイプもいますよね?

出世して年収上がって行く人と、いつまでもパッとしない人の違いはココかなぁと思います。

指示されないと動けなくて、あーだこーだ(文句などを)言っちゃってる人、いますよね。

上にあがって行く人と、ずーっとその場にいる人の違いを見極めて、自分はどうあるべきか?


自分で起業されてる方(さとわかのような自営業の人も)は、物事を大きな視点で(抽象度高く)捉えて動いて行くことが収入を増やすキッカケにとなるかもしれませんね。

目の前の問題は細かいこと(具体的)だけど、それを解決するには大きな視点(抽象的)で、考えていきたいですね!

最近で言うと、「レジ袋有料化問題」

結論から言うと、私のお店(ケーキ屋さん)ではサトウキビ由来のバイオマス30%含んだモノを使い、今まで通り無料で提供しています。

問題は
有料化するか?
無料で提供できる素材のモノに変えるか?

私が考えたのは、
有料にした場合と、無料で提供することにした場合のそれぞれが及ぼす様々な影響。


気持ち的には、有料化したくない。
ケーキはデリケート(崩れやすい)なので、安全に持ち運びしてもらわなければ商品として成り立たない。

有料にした場合
・レジ袋代を数%回収できる
・レジ袋の使用量が減る
・レジ袋要不要の確認に手間取る
・持参された袋に商品が入るのか?(ケーキの箱を入れるにはマチが必要)

無料で提供した場合
・バイオマスレジ袋はコスト増
・バイオマスレジ袋はサイズが限られていて、一部紙袋を使用しなければならない(ホールケーキなど)のでコスト倍増になるものもある
・店側もお客様もストレスなし
・環境に配慮したものを使っているとアピールできる
・有料にしている店との差別化

コスト増になったとしても、スムーズな接客が出来る上に、お客さまにも安心してお買い物して頂ける。
長い目で考えると、有料化することによるコスト減以上に、無料で提供する方がコストは増えるが、大きな価値を提供できる。

洋菓子屋というお店柄、プレゼントなど進物用に利用される方や、お祝い事や自分の癒しなど「特別なモノ」としてお買い上げの方が多いです。

そこで「袋はどうしますか?」とお客さまに聞きたくない。

新しい袋に入れて気持ち良くお持ち帰り頂きたい。
「ウキウキして持ち帰る」も商品の一部だと考えています。

まだ有料化が始まる前の6月のこと。
ご来店下さったお客さまが、
「あそこのケーキ屋で袋代かかるんですけどって言われてガッカリした」
と、近隣同業店の事をそんな風に言って帰って行きました。

私が恐れるのは、こういう事ですね。
「袋代取られた」
「無料で袋に入れてくれた」
この差は、コスト増以上に大きいと考えます。

業種やお店によって事情は変わってくると思いますが、消費者というか主婦目線で考えても、無料で提供してくれるとやっぱり「有難い」と思ってしまいますね!

家庭内で「レジ袋」は衛生的に重宝します。
環境問題等ありますが、日々の生活の身近な環境問題(衛生問題)も重要です。

これも大きな視点で、より良くなるように考えたいなぁと思っています!

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