ビジネスは「三方よし」で。

近江商人の言葉

「三方よし」というのはご存知でしょうか？

コトバンクさんをスクショして持ってきました。
(申し訳ありません！)

三方向『売り手』『買い手』『世間(社会貢献)』がみんな上手く回って(納得して)『良し』ということですね。


ビジネスを学ばれた事がある方はどこかで1度は目にしたことがあるのではないでしょうか？

これは、前回のnoteに書いたことにも通ずることだなぁ思いました。

この「三方よし」というのは、
今風に解釈すると、Win-Winではなく、

Win-Win-Winという事でしょうか。



個人が発信力を持つ今の時代です。

小さな綻びでもすぐに大嵐となって返って来たりします。


ビジネスを組み立てる時に、まず考えなければならない重要なポイントの1つであると思っています。


先日のネットを賑わせていた、Go To Eatキャンペーンのポイントの件で、この『三方よし』が頭に浮かびました。


錬金術って聞いた時、違和感しかなくて制度のスキを利用した(ある意味悪用)だけのことを錬金術って言うんですか？って話です。
もちろん、制度が甘々で付与ポイントより少ない金額利用で貰えるっていうことに、どうして誰もおかしくない？って思わなかったのか？それともそれで良いと思っていたのか？

キャンペーンの制度上、違法ではありませんでした。現在はキャンペーンの規約も変わって色々改善されたようですね。

飲食店を助ける為のキャンペーンのはずが、このよく分からない錬金術とやらをした人たちによって、飲食店は実際に困っておられました。

そして、そのキャンペーンには多額の税金が使われています。
税金だからみんな「他人事」になってしまうところもありますよね。税金だからこそ必要な方への支援になる制度であって欲しいなと思いました。


違法行為ではない。と言ってしまえばそれまでですが、錬金術としてお金を稼ぐ(実際はポイントですが)方法とするのは『豊かさ』に欠けていて、何とも言えない気持ちになりました。


私の本業である洋菓子店は、テイクアウトのみですので、今回のGO To Eatキャンペーンには関係ありませんが、同じ飲食店として考えさせられました。
Go to Eatキャンペーンという国の政策で、来店客が増えて、売上があがるかもしれない！と思ったのに・・・となるのは残念に思いますね。

各飲食店によって事情は様々だと思うので、上手く制度を利用して売上げアップに繋がるといいなと思います。



そしてお金をたくさん稼いでいても『豊か』でない人はたくさんいます。

周りは敵ばかりで気が休まる事がなかったり、家族と上手く行っていなかったり。



仲間やお客さまに恵まれ、自分や家族がみんな幸せでありながらお金を稼ぐ

『豊かな成功者』であること。

それが私の人生のビションであり目的でもあります。


そのためにも

『三方よしのビジネス』

を常に心掛けていきたいですね！



よく分からない錬金術よりも、しっかりと「ビジネスの基礎」を身につける事が『豊かな成功者』への近道だと思います。

「自分の在り方」であったり、「お金の扱い方」であったり、「お金はどのように動くのか」などを常に考ること。

お金は人を介してやってきます。
どんな人が自分のビジネスにお金を払ってくれるのか？
どんな人にお金を払って貰いたいのか？
自分がその人に提供出来ることはどんな風に役に立つのか？

「豊かな成功者」への道のりまだもうしばらく続きそうなので、たくさん頭を回転させて日々精進です！