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聞き上手になりたい

話していて楽しいなと思う人がいます。

ユーモアに富んだ人やギャグセンスが高い人ではありません。
そういう人と話すときももちろん楽しいです。
が、会話のレベルを下げないよう慎重になるし、頭をフル回転させるので、少々疲れます。
下手に参加して大ケガすることへの恐怖もあります。
なので、会話に参加するよりも聞いているだけの方が楽しいです。

そうではなくて、私が話すことを楽しいと思える人がいます。
平たく言うと聞き上手な人です。
聞き上手な人と話すと、バイバイしてからも楽しいが残るし、また会いたいとなります。
だから関係が続いていくことが多いです。

私も周りの人に「わかちゃんと話すと楽しい」「また話したい」と思ってもらいたい!!

ということで、友人にそういう人がいるので、どういうところを聞き上手と感じるのか私なりに分析しました。

1.相槌上手

聞いているか聞いていないかわからないなんてことはまずありません。
言葉で、視線で、頷きで、表情で、まさに全身を使って相槌を打ってくれます。
私が運転中なんかで相手の方を見られなくても、相槌を打ってくれているのが伝わります。

聞いてくれてるのがわかるし、伝わっていると感じられるので話すのが楽しくなります。

そしてタイミングがよく、絶対に話の邪魔はしません。
控え目ながらはっきりわかるレベルなのも重要です。

…これってセンスなんかなぁ。

2.質問上手

質問されると「興味持ってくれてる」と嬉しくなります。
「ご趣味は?」「お休みの日は何を?」といったお見合いみたいな質問でも十分嬉しいです。
だから、話題を提供してくれる人は好きです。こうありたいと思います。

さらに嬉しいのは会話中の、そのトピックスに関する質問です。
自分(話し手)の説明が足りないところに対する質問だと、理解してくれようとしていることがわかり嬉しいです。
ただ話を聞いてくれるだけでも嬉しいのに、さらに出来事を理解して、私の気持ちも理解してくれようとしてくれて。
完璧に理解してくれなくても、たとえ解釈が違っていても、その気持ちが嬉しくて、また話を聞いてほしいと思うし、「あなたになにかあったときは私が話を聞くからね」となります。

さらに、質問をされると自分の頭で考えているだけでは気付かなかった気持ちに気付くこともあります。

ただ話を聞いてもらえるだけでもすっきりします。
これは覚えがある人も多いはず。
話すと怒りや悲しみなどの負の感情は、場合によってはなくなります。
でもそれってゼロになっただけなんですよね。
気持ちが落ち着いてゼロになったのなら、それは十分成功です。
でも、もし気付かなかった自分の気持ちに気付けたら?
私はたいていプラスに動きます。
会話しただけでマイナスがゼロになって、さらにプラスになるんです。
そんなお土産をもらえるなら、何でも話したいし、落ち込んだとき、迷ったときこそその人に聞いてほしいと思います。

そうして関係がどんどん深くなっていきます。

あれ?

書いていて、私って聞き上手な人がいい人であることにつけこんで搾取しているのでは?と不安になってきました。
私もなにかギブできているはず…と思いたい。

私も聞き上手になるから待っててね!



会話萎えする人々

最後に、今まで出会ってきた話すのが楽しくない人の特徴を…。
愚痴みたいになるので苦手な人はここで終えてください。
でも、反面教師というか、自分はこうはあるまいと自戒させてくれるので気付かせてくれてありがとうなんです。

■話題泥棒
 すべの話題に「私もさ~」と入る人。聞いてみたら全然「も」じゃないこともしばしば。
→とりあえず最後まで話を聞いてもらえると話し手は嬉しい!話し手がひと段落するところまではとにかく聞く!自分の話はその後でもいいじゃない。

■否定くん/論破くん
 一事が万事「それは違うと思うよ」って言う人。私の周りでは男の人に多い。会話の主導権を握りたいのか注目を集めたいのか、はたまた奇をてらいたいのか。反論に反論を重ねるのがめんどくさいので私は口をつぐみます。
→聞いてほしいのか議論したいのかの見極めが必要。いろんな意見が必要な会議なんかの場では活きるかも。

■自信満々
 強い物言いをする人が苦手です。単純にこわいです。個人的な感想です。「やりたいならやればよくない?」なんて言われたら「そうやけどさ、私にも事情があってさ…ゴニョゴニョ…(きっと分かり合えないからこの人に話すのはもうやめよう…)」となります。
私が目指すのは聞き上手なので、その事情にこそフォーカスできるようになりたいです。もちろん話せる範囲でね😉

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