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子どもがくれる愛情ってすごい。

【わが頬に唇を寄せ「くっ」と言いあくびをしてはまた寝に戻る子よ】


まだ「ちゅ」が言えないので、「くっ」と言う娘。

今日は寝ぼけたのか、寝たフリで寝かしつけをする私の頬にちゅーをして寝てくれました。
あああ、母は幸せだー。


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「無償の愛」って言葉がありますよね。だいたい、母が子に注ぐ愛情のことを「無償の愛」と呼ぶように思います。

でも実際に子育てをしてみると、逆じゃないかな?と思うのです。

お世話をして欲しい、守って欲しいという本能的な打算はあるのかもしれませんが、それにしても子どもが親に与えてくれる愛情の量は凄まじい。こんなにも求められたことはないよなぁ、と思うくらいに、ただそこに在ることを求められます。自分を見ていて!笑っていて!と、ひたすらにそれだけを求められます。面倒だなぁ、鬱陶しいなぁ、と思う瞬間はゼロではないけれど、ありがたいことだなぁとも思います。


かつて関わっていた子の中に、虐待を受けていた子がいます。食事を与えられず、盗み食いを繰り返していました。かろうじて、水分だけは自由に取れたそうです。身体は小さく、体重も非常に軽い子でした。
児童相談所へ緊急保護を要請する中で、本人とそうやって母親と離れることについて話す機会がありました。そのとき、その子はこう言っていました。

「お母さんとは離れたい。でも会えなくなるのは嫌だ。1週間に1回とかは会いたい」

その子への虐待は身体的暴力も付随していました。ひとり親家庭でしたので、虐待を行っていたのはその子の母親です。それでも、こんなにも強く、子は母を求めるし愛するのだなぁ、と思わされた一件でした。


この子と関わったのは、もう10年以上も前のことです。それでも一度も忘れたことはありません。子育てをする中で、何度もこの子のことを思い出します。

子どもは強く強く親を愛してくれます。母に叩かれても、お腹をすかせても、それでも母を愛してくれます。でも、だからといって何でもしていいわけではない。

子どもがくれる「無償の愛」に頼りすぎてはいけない。

それが当たり前だと思ってはいけない。と思っています。ありがたいものなのだ、と。

親だからこそ子どもの愛情に対して傲慢にならないように気をつけなくてはいけないな、と思っています。

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実は昨日は久々に脳貧血を起こして倒れてしまいました。失神まではしていません。一歩手前で自主的にその場に横になりました。フローリングがかたくて…。
お星さまがチラチラ、血管雑音がザーザー、気持ち悪さ。これは病院に行くべきか?と思いつつ、行っていません。何かご存知の方がいましたらコメントください。とりあえず水分をとりつつ、休養をしています。


まだまだ長生きしたいからなぁ。せめて子どもが新しい家庭を築くくらいまでは見守りたい。と思っています。


感謝。

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