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うんどうかいごっこ、始まるよ!

私の園は、毎年10月の第二週土曜日が運動会です。
なので、ほぼ9月は運動会に向けての練習が主になるのですが…
今年は暑い!!
とても外に出れませんでした。
外での練習が始まったのは、先週。
リハーサルは来週。
…ん?大丈夫かな😓

年長の種目は例年決まっていて、鼓笛、競技は綱引き、個人チャレンジ種目、バトンリレーです。
年長になってから、取り組んでいるものばかりなので、焦ってあれもこれもというわけではないですが、やはりいよいよ入場から退場まで動いてみるとなると、練習が必要になってきました。

これでも種目は減りました。
各年齢の親子競技、縦割り競技、父母競技、未就園児種目。
コロナで時間短縮、競技を減らす見直しを余儀なくされ、今まではやめられないとされていたものばかりでしたが、今となっては、無理のない運動会になっていいんじゃないかという雰囲気です。
今年は観覧の人数制限、指定席はしないものの、すべてを戻そうとはなりませんでした。

しなければいけないという思い込みは、保育士の負担そのものです。
やめてみたら、意外と大丈夫というのも多いのかもしれませんね。
その勇気ある見直しが、園長、主任といわれるトップ側から意見として出るといいなと思います。

時代が変わってきてるのも実感しています。
保育士が身を削って見せるものではなく、簡潔でも意外と親は受け入れてくれるんじゃないかと。
もちろん、派手さを求められたり、こだわったうんどう会、発表会を好む保護者もいらっしゃいますが、耳を傾け受け入れるだけでなく、こちらの思いを伝えていくことで、ほぼほぼ納得いただける気がします。
行事の経験は、結果だけをみるのではなく、過程も大事にしていきたいからです。

何のための行事なの?
とずっと抱えていた疑問は、今は緩くなり、自分なりの答えで取り組めている気がします。(本当に20年以上かかってますが😅)
全てではありませんが、保育士の意見を聞いて柔軟に変わることも、これが園の理念だからと基盤がずれないようにしてくれることも、私がこの園で働き続けていてよかったなと思うところです。

一曲の踊りはたった数分ですが、私たち保育士は何か月も前から、曲の選択、振り付け、衣装決め、練習と、その日のために頭を悩ませてきますよね。
決して簡単ではない道のりを経て、たった一回限りのうんどうかいごっこが出来上がっています。

いつも先生方お疲れ様です。
今年の大きなヤマを終えられた方も、もうすぐ迎えられる方も、無事に終わりますように。
そして子供たちの笑顔や頑張りがたくさんみられる一日となりますように。

私はもうひと踏ん張り!頑張っていきます!

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