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節約してるだけじゃダメ。自分でなんとかしていかないといけないんだ!

先日、天気予報を見ようとテレビをつけると、”賞味期限切れの食べ物”の特集をやっていて、朝からちょっと腹の虫の居どころが悪くなった。

賞味期限が過ぎても、すぐダメになるわけじゃないし、節約には工夫も大事。ものを大切にするのも良いことだと思う。

でも、給料は上がらないのに、色々なものがどんどん値上がりしている今、政府が500発もミサイルを買おうとしていると聞いては、「節約して、賞味期限切れも食べて、おとなしく我慢してなさい!」と言われているようで、どうも腑に落ちない。

なにか、おかしい。

なにか、ヤバい感じがする。。

テレビを消してブツクサ言っていると、いつもは感心を示さない家族達も、珍しく私の話を聞いているように見えた。

いよいよ”他人ごとではなく自分ごと”だと、ジワリジワリ感じているのかもしれない。


⭐︎

今の社会の状況が良くないのは、お上のせいか、はたまた、そういう時なのか。

前者であれば、人任せにしている私達にも責任の一端はある。後者であれば、誰がトップになろうと変わらないということになる。

それはつまり、どちらにしても、節約したり、賞味期限切れを食べたり、我慢しているだけでは、なにも変わらないということだ。

往古来今謂之宙
”過ぎたる日と、来たる今を「宙」という”

紀元前2世紀頃の書物に、時間の流れのことを「宙」という記述があるそうだが、今の宙の天体の動きから見ても、誰かを頼るよりも、自分の力でやっていかなければならない時であることは確かだ。

だからこそ、共にいく人々と意思疎通しておくことが大事な時でもある。

にも関わらず、お上は、庶民の気持ちよりも、他国の顔色を優先しているようにも見える。

でもまあ、それらをひっくるめて私達はそういう時の流れの中にいる。だからこそ、繰り返しになるが、人に頼るのではなく、自分の力で、工夫してやっていかなければいけない。


これは、政治家と国民だけでなく、世界の中の”日本国”もそうだし、日本の中で暮らす”私たち一人一人“にも当てはまる。家族、パートナー、上司や身の回りの人との関係においても同様で、力のある者の顔色を伺ったり、頼りながらも文句を言ったり、長きものに巻かれることが当たり前だと思っているのも同じこと。

昨年から、頼りにしていた人に頼れなくなったり、あてにしていたお金があてに出来なくなったり、「他人事だと思っていたことを、自分でやらなければいけなくなった」なんて話もたくさん耳にしたが、つまりはそういうことで、”もう頼れるものは自分だけ”と腹を括って、次のステップへ進むことが大事な時が来ている。



今あらためて昨年末の冬至図を見返しているが、これを見ていて思い浮かんだのは、織田信長の言葉。

たのむところにある者は、たのむもののために滅びる

これは、”何かに頼ってばかりいると、身を滅ぼすことになる” といった意味だ。

今年に入ってNHKの大河や、映画で織田信長が演じられ、見る機会が増えたのは、こうした言葉を今一度掘り起こすことに意味があるようにも思えてくる。

まもなく3月には、土星が魚座へ、冥王星が水瓶座へとイングレスしていくこともあり、いよいよ私たちは、新たなる扉の向こうへ行くために、”自分の大切なものは、自分で守り、自ら立ち上がっていかなければいけない”ということを肌で感じるようになっていくだろう。

だからこそ、戦国時代を生きた織田信長のような人の言葉が必要なのかもしれない。

人に頼らず、人を恐れず、人に流されず。
自分の考え、自分の力で行動する勇気を持とう。


理想を持ち、信念に生きよ。理想や信念を見失った者は、戦う前から負けているといえよう。そのような者は廃人と同じだ。 織田信長



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