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子育て・親育て

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子、親、家族のはなし。
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2018年4月の記事一覧

未来を生きるために必要なこと

この春、息子が小学校に入学しました。 入学式の壇上で、校長先生と一緒に祝辞を述べるロボットを見ながら『時代が変わる時は教育から変わると聞いたけれど、ホントだな。。』としみじみ。 常識がどんどんと書き換わっていくこれからは、今までの既存の考え方や学習法では対応できなくなっていく。『みんなと同じことができるように』ではなく、『一人一人が自分で考える力』を持ち、『一人一人がオリジナル』となるような生き方が必要になっていくけどついていけるかな? きっと子ども達は大丈夫だろうけど、大

それは誰のためのダメ?

息子は裸足が大好き。 公園、河原、海、街中あちらこちらで踏み心地の良さそうな芝生や砂場を見つけるとすぐ靴を脱いでしまう。 我が家では私たち親もそれを良しとしているので、違和感を感じたことはなかった。 あれ?と思い始めたのは息子が公園で遊べる年齢になってから。 裸足で遊ぶ息子を見た周りの子ども達が「靴を脱ぎたい」と自分のママに言っているのを見かけるように。 これを結構な確率でママ達がダメだしする。 「足が汚れるからダメ」 「その足で靴を履いたら靴が汚れるからダメ」 「

手をつなごう

今年の春、息子と満開の桜の下を歩いた。 こうして手を繋いで歩けるのは、あとどれくらいだろうか。。。 息子が小学校に通い始めて2日目の朝。 学校の途中まで見送ろうと一緒に家を出ると「お母さん手を繋いで」と息子が甘えてきた。 もう小学生なのに。。。 「自転車を押していくから手は繋げないよ」と自転車を口実に1人で歩かせたものの、仕事中に息子の顔がよぎると後悔で頭がいっぱいになった。 自転車なんか置いて行けばよかったのに。 なんで手ぐらい繋いであげられなかったんだろう。

親孝行がしたいなら

遠く離れて暮らしていたおばあちゃんは、母にこう言っていた。 「親孝行の為に色々してくれなくていいよ。親孝行がしたいなら、自分の身の回りの人に親切にしなさい。そうすればめぐりめぐって私も身の回りの人に親切にしてもらえるから」 この話をする時の母は、いつも少し誇らしそうに見える。 私はこんな事を言うおばあちゃんが大好きで、もしもの時は『虫の知らせ』をして欲しいと小さな頃にお願いをしていた。 でも、一昨年おばあちゃんが亡くなった時に虫の知らせはなかった。 それどころか、危