悪化した職場環境にどう動くか~B型作業所の場合

現在通っているB型作業所は、入所してから5年、利用者が頻繁に入れ替わっている。
そして、上から目線を承知で言うが、ここ1~2年で特に、新たに入ってきた利用者の質が明らかに下がった。

挨拶をしない・返さない。
想定できないおかしな行動を取る。
基本的に指示待ちで自分で仕事を探さない・人に聞かない。

他にも細かい問題点は山ほどあるが、文字に起こすのもしんどいのでこんなところにしておく。

とにかく、通所するたびに自分以外の利用者にストレスを与えられることですっかり疲れてしまい、昨年冬頃から通いたくないレベルにまで達し、ほぼほぼずっと週始めに欠席連絡をして実質無職同然の日々を過ごしている。

一度、所長側から面談で話を聞きたいということで通所し、その場は
「5年経ってもずっと人間関係をうまくやっていけず、社会復帰する自信を失くした」
という形で伝えた。
実際、今まで5年の間で、幾度も人間関係…というより、仕事・コミュニケーション両方の面で不都合や大きなストレスが生じる場面が続いている。

返ってきた所長の言葉は、
「この5年間ちゃんと成長しているし、決して無駄じゃない」
とのことだった。

でもそうじゃない、そこじゃない。
自分のコミュニケーション能力が成長してる・してないが問題なのではなく、単にこの作業所に次々入ってくる問題児に、量・質ともに耐えられないレベルになっていることが問題なのだ。

付け加えると、人間関係で悩んだり問題が起きた時に、職員が言ってくるのは
「能力は成長してる」
だのなんだの、他人ではなく自分の変化に対して言及することが心底気に食わない。
他人を変えることは実質不可能だということは重々承知だが、だからこそ、人間関係の解決のほぼ全てをこっち任せにされている不公平さがあまりにも理不尽に感じる。

「ならさっさと環境変えろ」
と言われそうだが、

〇今の作業所が作業所というものを利用するにあたって初めての場所であること
〇作業所を正式に利用するまでが想像より大変であったこと
〇新たな作業所を探すことは単純に作業所というものの少なさが問題になること
〇メンタルケアの質が入所するまでわからないこと
〇支援事業所や保険相談所が絡んでくるせいで、自分の一任だけで環境を変えることが精神的にもハードルが高いこと

等々の壁があり、今の環境が変えたいほどつらくても、物理的・精神的ハードルもあり簡単には変えられないのが実情である。

結局、今の環境に疲弊しているのはもちろん、それを変えるにあたっての諸々を考えることにも疲弊してしまって、メンタル的には判断力や決断力といったところが弱りきって動けない、という状態で今に至る。

今年の仕事始めの日を迎えるにあたって、今の作業所とのファーストコンタクトをどうするか、未だに固まっていない。
面談を申し入れて一旦自分の現状を全て話して相談して決めるか。
それとももう辞める意思を押し通すか。
昨年同様に毎週始めに欠席連絡を入れて、くたびれた頭で指針を悩みつつ日和見するか。

文字に起こして考えを整理、欲を言えば決心できればと思って書いたが、未だに頭の中はヘロヘロだ。

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