私が堕ちるまで 〜小学生時代〈後編〉〜
https://note.com/waitingkuma/n/n04c36638a645
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本記事は、小学生時代〈中編〉の続きで、
小学生時代〈後編〉になります。
(小学生時代はこれで最後になります)
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(本記事は有料設定ですが、最後まで無料でお読みいただけます。)
↓前回からの続き、小学生時代〈後編〉↓
また別の話ですが、
夏の暑い日、夜寝ているとき、
弟が暑いからエアコンをつけようと言ってきましたが、
私はエアコンをつけると電気代がかかり親が大変になることを心配していたので、
暑いけど我慢してうちわであおげと弟を何度も注意した記憶があります。小学3年か4年くらいだったと思います。
母親がパートに出ている時に台所に洗い物が溜まっていれば、母親が大変だろうと洗い物をしましたし、たまには米も炊きました。
雨が降ってきたら、母親の原付バイクが壊れてしまってはお金がかかって大変だろうと思い、
外に停まっている原付に傘をセットしたりもしましたし、
自分の食べた食器は自分で下げました。
兄も弟も、そういうことは一切やりませんでしたが、
なぜか私だけは、
強迫観念なのか分かりませんが、
やっていましたし、
やらずにはいられませんでした。
お金がなくなったり、
疲れたりして両親に不和が起きることが怖かったのかもしれません。
そういうところを母親には褒められるものだから、
そういう自分でないといけないと思っていたのか分かりませんが、
家庭生活の中では、
けっこう気を使って生活していたように思います。
そんな金も知性も余裕も何もない状況下なので、
当然、両親は毎日のようにギャーギャーとケンカをしていていました。
人間は、欠乏した空白部分には怒りを溜め込むようにできているのかもしれません。
私も子を持つようになって調べたのですが、
親のケンカも虐待に該当したりするそうで、
そういう中で育った人間の脳の一部は萎縮しており、元には戻らないそうです。
FXトレードにおいて、
頭では分かっていても抑えられない部分があったりするのは、
もしかしたらこういう事も影響がなくはないのかな、
なんてたまに思ったりもしますが、
まあそれは痛すぎる言い訳ですね。
完全に言い訳です。下手ですみません。
生まれながらの性格の問題です。。
また少し脱線するかもしれませんが、
一つだけ毒を吐かせてください。。。。。
「隠していた借金を全てをカミングアウトして、借金を親に肩代わりしてもらって、みんなの協力を得て、危機を乗り越えました、私ができたので、あなたもそうすれば道が開けるかもしれません」
このような自身の体験談を教えてくださる方も中にはいらっしゃいます。
とてもありがたいですし、
このような体験談としての情報や、
辛辣な意見やアンチやディスりも含めて、
コメントいただけること自体ありがたいことだと思っています。
そうではありますが、
このような事を言われると、正直少々ツラいものもあります。
私にもそのようなことが可能であるならば、
例えば親に恥を忍んで頭を下げれば数百万円借りれるような状況であるならば、
1万年と2,000年前に、
とっくにやっています😭
歳を取れば自動的に余裕が出てくるというのは世の中の常識ではありません。
日銭を稼いでその日暮らしをするばかりの人間も大勢いる、
それが自分の親族である場合がある、
もっといえば、幼い頃に限っては自分の世界の創造主であり神様である親が
そうである場合がある、
ということも世の中あるわけで、
実家に金銭的に頼る頼らないは、罪悪感とかプライドとかバツの悪さとかそういう問題としかとらえていない方もいるようですが、
物理的に不可能、ないもんはない、むしろそろそろこっちが金をあげないといけないくらいの人間もいるということであります。
(善意からのコメントだということは、重々承知しております。ご意見、アドバイスいただきました行為には素直に感謝しております。)
こんなこともあり、
私にとって、
ちまたで無意識に行われる
「実家トーク」
「親トーク」
なんかは、なかなかに地雷でありました。
(意識していなくても自分との比較でちょっとうーん、、、となりがち)
それ以上聞かせてくれるな、、、
頼むから俺には何も聞いてこないでくれ、、、
そんな気持ちも少なからず感じてしまっていた時期もありました。
(これは世の中見えてきた頃、わりと大きくなってからですかね。。)
貧乏人には、お金持ちの生活や、気持ちなどはまあまあ想像はつきそうなものですが、
お金持ちには貧乏人の生活や思考回路、気持ちなどはたぶん全然見えないのではないかと思います。
想像だにしない目に見えないクソみたいな壁がたくさん存在するってもんです。
日本人が「発展途上国」の人間の生活、思考、気持ちが全然わからないのと同じでしょうか。
彼らにもまた、
日本人には想像もできない、
日本人が最初の壁だと思うところの8歩くらい手前にクソみたいな見えない壁がたくさん立ちはだかっているのだと思います。
そんなクソみたいな小さい壁は、
決して上位の者からは見えないし、見ようともしないし、見る必要もないものでしょう。
ないものにされているんですね。
昔、「真剣10代しゃべり場」みたいな番組がNHKで放送されていました。
10代の若者が、ゲストの大人を1人交えて一つのテーマについて語るという、
なんとも見てられないけどなんか見ちゃう井上真央主演の「キッズウォー」的な面白さがあったのですが、
ある時この番組を観ていたら、
獣医を目指していると言う男子が、
「世の中の人は甘い、もっともっと競争社会にするべきだ、努力しない人、甘いやつが多い」
みたいなことを言っていたのが印象に残っています。
10代で受験勉強にひたすら邁進している身分であれば、そう思ってしまうのも理解はできます。
何も考えずに遊び回っている同世代なんかも目につくだろうし、
貧乏な大人には
「若い頃何やってたんだよ、俺は今、毎日死ぬほど勉強してるんだよ、、」
なんて思ってしまうかもしれません。
ゲストの千原ジュニアだったか誰かに、
「それは君が今、有利な立場にいるから言えることなんじゃないかな?」
なんて一蹴されていたような気がしますが正確にはよく覚えていません。
この男子は、
受験勉強の舞台に立つことすらできない人間がいる事実とか、
勉強とか進学とか、将来とか、そういうキーワードを拾うアンテナすら持たされていない人がわりと存在しているということすら想像できていないのだと思います。
トー横キッズとか大久保の立ちんぼとかが何かと話題にもなりますが、
彼ら彼女らの世界には、
多くの人が生まれた瞬間クリアしているようなちっぽけな壁が、超えられない壁としてたくさん存在しているわけで、
生まれた時からクリアしている者にとっては、
超えられない壁があるなんてこと自体が、
おとぎ話や外国の話なのでしょう。
ドンマイしか言えないし、考える意味もない。
だからどうという話ではありませんが、
そんなもんです。
また話が逸れましたが、
小学生時代というのは6年間もあるので、
思い出せば本当にまだまだまだまだ良いこと悪いこと含め無限に出てきますが、
少々暗い気持ちになってきてメンタルにもあまり良くないので、このへんでやめておきます。
過去なんてどうでもいいですし、
言い訳にしたい訳じゃない。
自分ばかり大変だと言うつもりも毛頭まったくありません。
もっともっとキツい人はそこかしこにいます。
私自身、恵まれた部分だってたくさんありますし、
バカなことさえしなければ、
今頃ハタから見たら幸せそうな4人家族ということになっていましたし、
こんな私がそうなれるポテンシャルのあるこの日本は、
捨てたものではないとも思います。
少し強がりにはなりますが、
日本中世界中を見れば今ですらそんなに最悪とも思っていませんし、
思わないようにしています。
(いや本当は最悪だ🤮)
悪いのは後の自分の行為だけであり、
軽率な行動には責任を伴うわけで、
自分が死ぬほど苦しんでいることは至極当たり前であり、
情状酌量の余地は、ありません。
そこは分かっています。
分かっているつもりです。。
ただ現状どうしようもなく、こんなことしている場合でもないのかもしれませんが、、、。
というわけで、長くなりましたが、いったんはこのあたりで失礼いたします。
長々と大変失礼いたしました。
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます。
読んでくださった皆様には、
一層の幸福が訪れることを、
心から願っています。
最後に、完全に余談ですが、
小学校の卒業式で卒業証書を受け取った後に、
将来の夢をみんなの前で話すのが恒例でしたが、
特に夢も何もなく、
当時みんなの前でしゃべるのは苦手だったので、
なるべく短い言葉にするにはどうしたら良いかと考え抜いた末に、
「僕はゲームが好きなので、楽しいゲームを作ってみたいです」
と言った記憶があり、一言一句このまま言いました。
そんな小学生でした。
(この後、この少年の人生は、一度は人並みに軌道に乗るが、
ある意味1番大切な時期に、
想像だにしない地獄に堕ちることを、
この少年はまだ知らない。)
「私が堕ちるまで 〜小学生時代編〜 」
終わり
(中学生時代編へ続く、、、?)
※よろしければ感想や一言など、引用ツイートなどで書いていただけましたら幸いです。
※また、面白かった、何か感じることができたという方は、サポート頂けましたら今後の活力になります。
貴重な時間を使って読んでいただき、ありがとうございました。
ご購入いただきましてありがとうございます😭
私自身、身を切っている感覚もあり、見る人が見れば身バレしてしまうようなリスクもあり、少しヒヤヒヤしている部分もあります、、、
ですが、ゆっくりではありますが、また時間がありましたら書かせていただくこともあるかと思います。
皆様のサポートが、今後のnoteのモチベーションと、明日への活力となります。
本当にありがとうございます😭
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