アカハラを受けて人生に諦めがついた
「もう研究はやめようと思います。」
そう言ったときに、教授は
「ああ、そう。」
とだけ言い、少し笑ったことを私は見逃しませんでした。
昨年まで、大学病院で医師として忙しい日々を過ごしていました。
臨床をやりながらでも空いた時間で研究を行い、なんとか博士号も取ることができています。
研究発表や地方の学会発表などを精力的に行い、それなりに賞もいただいてました。
当医局の教授からの期待もあり、このままアカデミアに残っていくんだろうなと思い、自分でも悪くないなと感じていました。