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第十五回「広告」

今、ここ数年未だかつてないほどに忙しい毎日を送っている。まあそのほとんどが、自分で自分を忙しくさせているだけなのだが。ここまで毎日が忙しいと前のライブだめだったな、とか仕事で失敗したな、とか余計なことで落ち込んでる暇がまるで無い。ただただ前進あるのみである。きっと今俺の人生の中でそういうフェーズなのだろう。余計なことは考えず突き進むのだ。

ここ最近、俺は機会があればとにかくアウトプットをするようにしている。自分が思った事、感じた事、考えている事を全て形にして発信する。まるで自分をもう1人作っているかのようだ。昔はこの作業がとにかく嫌で、SNS等で自分の考えは一切発信しなかったし、思った事もできるだけ形に残さないようにしていた。だがそうしていると、徐々に心が不感症になっていく。何をしても何も感じなくなって、心が動かされなくなる。他人に対しての興味が無くなる。

俺は不器用すぎて、誰かと分かり合えないのかもしれないけど、君のことを少しでも知りたいし分かりたいと思っていたい。そんな簡単な事に気付いたのは、つい最近だ。

だから今は何でも言語化する。目に見える形に残す。または目手耳足口五感、最後は心に残るようなものに変えられたらいい。ここ最近俺のアウトプット欲が凄いのはそういう理由だ。言葉に勝るコミュニケーションはないと思う(この日記はあまりにも一方的なコミュニケーションではあるが)。


さてここら辺で色々と広告を挟む事にする。
9月のWaikatoは色々とイベント尽くしだ。

まず、9月10.11日の2日間、仙台と東京にてライブを敢行する。初めての土地の初めてのライブハウス、興奮しないわけがない。まず、無事に生きて東京に辿り着けるかという問題があるが。慣れない長距離運転とツーデイズライブによって、「やめて!Waikatoのライフはもうゼロよ!」といったような疲労困憊の状態になるのは明白。だがしかしやる。やるといったらやる。ライブを組んでくれたケイタさん、ササキハヤテ、対バンの方々、スタッフの皆さん、本当にありがとう。この2日間、良い出会いがたくさんあることを願っている。

そして9月24日はいしがきMUSIC FESTIVAL2023への出演が決定した。
こちらはバンドではなく、ソロで弾き語りだ。本日17時に俺の人生初アー写が公開された。

このアー写は大学時代の後輩、及川に撮ってもらった。道端の野花と奥に見えるコンクリート、そしてうずくまる俺の姿が絶妙にマッチしている。一発で気に入った。以下は候補作品。

俺個人としてはかなり良いと思ったのだが、この写真をメンバーに見せたところ「木に頭を乗せてるのがダサい、B級モデルみたい、痛々しい」と散々な言われようだったためボツ。そこまで言わなくてもいいじゃん

自然の壮大さを表現したかったが、狙いすぎだし遠すぎ。ボツ。

悪く無いと思ったけど及川に表情がウザいと言われてしまった。ボツ。
ということで一番最初の写真に決定。

最近よくソロの弾き語りで出させてもらうことが多くてそのとき思ったことは、いい曲ってギター一本だけでもカッコいいってこと。勢い任せなバンドサウンドで誤魔化している曲は、一人になった時に化けの皮が剥がれる。きちんと血の通った曲を作っていかなければダメだ。最近の俺の曲はハーモニカを使う曲が多いが、基本はやはりギター一本。忘れてはいけない。

9月もライブにラジオに企画に、大忙しの予感しかしないが、今この日記を書けているということはまあ大丈夫なのだろう。予定が奇跡的に空いてる日は何も考えず友達と飲みに行きたい。会いたい人にも会いたい。最近はとにかく他人が好きだ。


P.S.

これは8月のましましライブの時、モーテルズの悪玉さんが盛岡に忘れていった帽子。俺のせいで、本当に忘れてモーテルズになってしまった。陳謝いたします。
10月20日にモーテルズともライブが決まっている。また会いましょう。

2023.8.25

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