雪でした、あの時も - 2007年2月 2日 (金)

むかしの「二月」を掘り起こす

⛄️

雪でした、あの時も

ぼたん雪きらりと光る指きった  ねこ作

卒業式が近づいているのですね。

一夜のうちに、雪が吹いてきて
山茶花の枝にうっすらと積もりました。

日が差しはじめると
綿のように積もった雪も儚くとけてゆき
きらきらと光っているのを見つけました。

大昔、卒業式のころに
またどこかで逢おうといって分かれたいった友たち。

指きりのあと、
雫がきらきら。
涙がきらきら。
美しく光るんだな、今の季節は。

----

あのころは、万年筆を握るのが嬉しくて
毎夜毎夜、手紙を書きました。

このごろは・・・
お手紙、なかなか書けません。
あなたに。