月影や凍えて長し夜明け前 - 2005年12月17日 (土曜日)

『十二月』の日記を辿る

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月影を追うてもなかなか言葉にならず、考える日が続いていました。

◆ 月影や凍えて長し夜明け前

そんな早朝を二日も迎えて、日本列島はぶるっと震えていますね。

幾千年も昔のエジプト人たちはこの月を見上げて、あるいは太陽を崇めて、数センチと狂わないピラミッドを設計し、うるう年を知っていた。
1年の365日を12で割って1ヶ月を30日とし、残りの5日を余分な日とし感謝する心を持ったという。

30日というのは月が満ち欠けする周期です。
本能的に人はこのような神秘に引き寄せられていたのでしょう。

それにしても、真冬の月は、高くまで上りますね。殆ど90度です。
その月が、朝になったら落ちてくる。

夜明け前、薄墨をひいたような陰が窓越しに忍び込む。
今年一番の寒さに、影までもが凍てついているようでした。

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きょう、髪を切りました。
寒気団がやってきている。
明日の予報は雪マーク。
でも、御在所岳が予報ほど冷え込んでいないのだ。
データを見る限りでは積雪は無いと予想するのだが…

明日は出勤当番。
そんな人の悩みを知ってか知らずか
南西の空に、低く、しかも夕方だけ金星が顔を出してます。
コレも明るい。神秘的です。

2005年12月17日 (土曜日) 【十七音のおと】