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【20代からの不妊治療】⑤〜結婚〜 

 手術が終わり、卵巣嚢腫も癌性はなかったことが分かり一安心。その後は低容量ピルを飲み続け、症状は安定していた。
 再発防止のために、3ヶ月に1度は病院に行って、薬を処方してもらい、半年に一回超音波検査、1年に一回子宮癌検診を受けていた。

 卵巣嚢腫と分かる前から付き合っていた彼。逆に彼がいなかったら、婦人科を受診しようとも思わなかったかもしれない…。卵巣嚢腫の手術をすることで妊娠しづらくなること、手術への心配も話していたけど、「大丈夫。」「子どもができなくても2人で楽しもう!」と励ましてくれた。本当に感謝✨


 私は、保育士ということもあり、不妊治療をしてでも子どもが欲しいなという気持ちが強く、それは彼とも相談していた。ネットで調べて不妊治療は年齢が上がるごとに確率も下がることは分かっていたので、早めに不妊治療を始めたいと少し煽っていた。(ごめんなさい…😅)

 
 そんなことは言いつつも、同棲をして2人の時間も楽しみたいなという気持ちはあったので、あっという間に月日は過ぎて、付き合ってから5年目でやっと入籍をした!笑(思ったより長かった!笑)

………
 
 入籍をしたことで、妊活も始めた。主治医の先生には、手術後に「あーたの場合は癒着がひどいから、子どもを望むなら、自然妊娠を試す期間は半年くらいにして、次のステップに進んだ方がいいかもしれないよ。」と言われていたので、とりあえず低容量ピルを止めてみることにした。

 基礎体温を毎朝測って、アプリで排卵日を予想してみることから始めてみた。毎月、生理が来ると、ピルを止めたこともあって、精神的にも身体的にも辛かった…😭


 ピルを止めてから半年も経たないうちに生理の時にお尻の痛みがひどくなったため、子宮内膜症が進行してる…?と不安になり、定期受診を早めて婦人科を受診した。
(婦人科受診したけれど、この時のお尻の痛みはきっと、いや絶対切れ痔でした。笑)


 前回の受診は主治医の先生ではなかったので、ピルを止めたこと、基礎体温を測ってみていることを主治医の先生に改めて伝えた。そうすると、「なんて言えばいいのかなぁ…。あーたの場合は基礎体温をつけたとしてもなかなか予測がつきづらいんだよね。だから、その早くステップを進めたほうがいいよ…。」と言われ、次のステップに進むことを勧められた。

 私としては、次のステップに進むことへの心構えができていたので、このまま今の婦人科で治療を進めたいと思った。しかし、主治医の先生からは「あーたの場合は不妊治療専門のクリニックに通った方がいいと思う。」と言われた。


 急いで自分で不妊治療クリニックを調べてみた。不妊治療は精神的ケアの必要になるためか、どこも評価が高くはなかったので悩んだけど、県内で実績が一番高いクリニックに決めた。
(たまたま自宅からも一番近かったのでラッキー!)


 紹介状を書いてもらい、不妊治療クリニックへの転院が決まった。命を救ってもらい、自分の症状が一番分かってくれている主治医の先生が私を傷つけないように言葉を選びながら不妊治療クリニックを勧めてくれたこと、何なら自分の好きなクリニックを探してごらんと任せてくれたこと、感謝しかなくて、診察が終わる時に泣きそうになってしまった。

次回、不妊治療クリニックに通い始める!


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