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生ゴミは-11度で冷やす時代

最近小型の冷凍庫を買った。冷凍庫といってもゴミ箱だ。-11度で凍らせることによって、匂いを防ぐというものだ。もとはというとWAGYUMAFIAのハイボールを格納する冷蔵庫を開発している課程の中でクラファンで見つけたものだ。

TSUTAYAで実機に触れてみて、作りがなかなか良かったのでオーダーしたものが届いたのだった。我が家の小さなキッチンでは置き場に多少困るのだが、とりあえず使用開始。2週間で全く冷えなくなった(笑)面倒だなぁっと思ったのだが、サポートセンターにメール。そこからが良かった、すぐに電話が連絡が来て翌日に代替え機を送付するという、佐川が壊れた冷凍庫もピックアップしてくれる。この対応スピードはきっとしっかりした会社なんだろうと思って調べたら、ベアリング最大手の中西金属工業株式会社だった。大正 13 年大阪生まれの機械部品メーカーだ。

佐川がサクッときて、そのまま壊れたCLEAN BOXも持っていってもらえる。専用の箱まで出来ているので、このあたりの連携プレーはさすがだなぁっと感心する。製品が日常生活に入り込むかどうかのテスト中だったとはいえ、このアフターケアに触れて、この冷やすゴミ箱への愛着も俄然増えるから、真心サービスっていうのは大切だなぁっと思った。早速通電すると、一気に冷える。そこに20リッターのゴミ袋を入れて、水気のある生ゴミを投げ込むのだ。当然全く匂いはしない。

生ゴミを冷凍庫で保管する人は結構いるらしい。-10度を下回ると匂いは消える。コンポストにすることも可能だが、そこまでやろうとする人は少ない。そうなると夏場の熱いうちは大変助かる方法なのだ。本来の目的であるWAGYUMAFIAのハイボールを入れると水の凍結温度は0℃に対してエタノールの凍結温度は-114.5℃だ。ここに水が加わるのがアルコール飲料なのだが、HIGHBALLSは9%。確実に凍ってしまう。しかり日本酒だと完璧な保存状態となる。そういう意味で四合瓶で実験しようと思ったのだった。そんなクリエイティブ心をくすぐるアイテムであることは間違いない。もう一台買ってもいいと思っている。

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