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レストランは生き物だ

帰国してから怒涛の照寿司TOKYOセッションだ。9月は照寿司なべちゃんとともにイタリアツアーだったので、帰国後初のセッションとなる。立ち上がってから1度のセッションを除き、全てのセッションでなべちゃんと一緒に寿司に向き合ってきた。そしてなべちゃんも照寿司TOKYOという新しいブランドに向き合い続けている。今回の3 DAYSは、僕らにとってはある意味の準備期間を終了し、次のフェーズに突入した、そんな実感を持てたセッションとなったと思う。

僕らのレストランにとって一番大切なのはフォーマットだと思っている。以前もこんなコラムを書いたが、僕はコンサートやクラシックな舞台などをとても参考にしていることが多い。


照寿司はなべちゃんというメインキャラクターがいて、そして照寿司TOKYOは僕とのダブルヘッドでカウンターに立つ。その中でどのようにショーアップしていくかがいつも重要だと考えている。彼も単独で自分のショーをプロデュースできる人間だ、舞台をプロデュースして空間にエッセンスを入れたのが僕だとするとその空間の特性を理解するまでに3ヶ月、そしてその空間をフルに活用するまでに3ヶ月、この3ヶ月後がグランドオープンだった。そして今回、その3ヶ月後ということで、着実に自分たちの思い描いた、この舞台をライブ=生き物にしていくというところまでは昇華できた。

世界に類をみない空間だ、入口には日本酒の酒場があり、照寿司TOKYOの中には町寿司さえある。これはフェスをイメージしてもらえればわかりやすいかもしれない、ステージサイズとキャラクターの異なるステージが存在している、そんなイメージだ。初日はこの3つのステージが超満員となった。どの空間に行っても強烈なエネルギーが出されている。海外から来た要人も、「この空間はなんなんだ?」という驚きの表情で質問して来るが、僕らは笑って「日本凄いでしょう?」と伝える。いよいよ12月の4DAYSが発表された、ここから3ヶ月、もっと凄いことになると思う。ぜひ見逃さないでいただきたい。

12月23日照寿司TOKYO 2 SESSION
12月24日XMAS TERUZUSHI X WAGYUMAFIA 2 SESSION
12月25日XMAS TERUZUSHI X WAGYUMAFIA 2 SESSION
12月26日照寿司TOKYO 2022 FINAL SESSION 2 SESSIO

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