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泣ける歌を見つけた!

WAGNASオンダです!

最初に断っておきますが、結局のところ「刷り込み」なんだと思います。
また当然ではありますが、オンダにのみ「泣ける曲」であることはご理解ください。

さて!平素より「泣けるの意味が分からん」とか「商業化された音楽なんてくだらん」とか、わけわからんことばかり言っているのですが、そんな僕でも「泣ける曲」が見つかりました!

多分ラジオ?で偶然かかった古い曲です。
イントロから僕の心はザワザワと過剰に反応してしまい、歌が始まると速攻耳で歌詞を拾い検索した結果辿り着いた曲…。

以前もどっかに書きましたが、さすがに涙ポロポロこぼしては泣きません。
が、「あー…これが泣けるってやつの意味かもしれん」と、ジーンと胸に響くものがあったのです!

ちなみにこの曲のことは、すっかり忘れていた…というか、ほとんど知らないといっても過言ではないものでした。

前置きが長くなってもつまらないので、こちらです!

これは…もしかしたらアラフォーの人なら聞き覚えがあるかもしれない。
1991年のドラえもん映画ドラビアンナイトのED曲「夢のゆくえ」です!

というより先日ラジオで聞くまで、この映画のこともEDのこの曲のことも、完全に忘れていました。
確かに幼少期この作品のビデオは家にあって、繰り返し見ていた記憶があります。

調べるとこの映画の公開は5歳の時で映画館で見た記憶はないから、ビデオで見ていたのは6歳~せいぜい10歳ちょいまでの間だろうか。

ですが別にそこまで好きな作品でもなかったし内容も覚えていないくらいだし、しかも本編が終わりEDが始まるとすぐさま停止して巻き戻して仕舞っていたので(子供の頃ビデオを見る際は常にそうだった)、まともに聞いた記憶なんてないほどです。

ですが、今回改めて聞いたら、もうすごい…心の中の何かが騒めきだつといった感じでした。

確かに叙情的な世界観を感じさせる歌詞は美しく、良く伸びる神秘的な女性の歌声も好きな方ではありますが、だからと言って冷静に考えると、普段の自分ならこんなに心動かされることはあり得ない。

ネットで軽く調べたところ、この頃のドラえもんのEDは神曲揃いと言われているらしく、
なるほどといくつかYouTubeで聞いてみたところ、確かにいくつかは懐かしいなーとノスタルジーを感じましたが、「夢のゆくえ」で感じたとんでもない衝撃に比べると全然でしたね。

それにしても不思議なものです。
歌詞を熟読して今の自分の気持ちに重なったとかならまだわかりますが、イントロを聞いただけで心が震えるような思いになったのは、もしかしたら初めてかもしれません。

記憶にないのに、「知ってるやつだ!」となる、そんな不思議です。
もちろん記憶にないわけではなく、完全に忘れてしまっているだけだと思うのですが。

人間の感性というのは、幼少期の教育や刷り込みをベースに作られると、僕は思っています。

専門家でもないのでわかりませんが、幼少期にそんな骨組みができ、そこから色々な経験で得た情報を自然に取捨選択することで自意識という肉付けがされていき、
思春期過ぎにはおおよそのその人のベースが完成し、その後も多少の肉付けや変化はあるものの、劇的な経験でもしない限りベースは劇的な変化をすることはない、と思っているのです。

しかし、その過程の中でも忘れてしまった経験や情報というものもあると思います。

完全に思い出すことはできないけれども、もしかしたらこの曲は僕に色々な事を考えるキッカケや忘れている記憶の大切さを教えてくれたのかもしれません。

まぁそんなことはどうでもよいとして、寝る前などにこの曲を聴くと妙に心が穏やかになるわけです(笑)


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