見出し画像

からあげは好き?

劇団WAGNAS団長オンダ・シュウジです!

きっと肉や鶏肉が苦手な人以外、大半の人が好きな食べ物だと思います。
僕も例外なく好きだと思ってたのですが、最近そうでもないかもしれないと思い始めました。

幼少期、晩御飯などで出るからあげは、ちょっとしたご馳走感覚があってとても美味しく食べた記憶…
「やったー!今日はからあげだー!一番大きなお皿のがいいなー!ご飯一杯食べるぞー!」的な、幼き日の記憶です。

そういった印象や記憶が強すぎて「からあげは好きな食べ物」と、自然に認識していたわけですね。
居酒屋へ行っても大体頼むし、定食屋さんへ行っても自分ランキング5位には入るくらいの人気メニューでした。

しかし、その認識で長年生きてきた結果、この年齢になってそうでないような気がしてきたのです。
ここ一年くらいの話ですが、冷静に食べてみると美味しいには美味しいけど、なんか違う気がしてきてしまった…。

・市販じゃおふくろの味のからあげには叶わない
・年を取ってアブラものがきつくなった

と言う理由ではありません。
まぁどちらもゼロではないかもしれないけど、「からあげそのもの」が、そこまでメチャクチャ美味しい食べ物ではないと改めて認識させられたイメージです。

いや、美味しいんですよ。
でも今までは「美味しさレベル8とか9の食べ物」と思っていて、いや思い込んでいて実際に食べてきたけれども、
冷静になって考えてみると「美味しさレベル5とか6の食べ物」だなと思ったんですね。

ただやはり幼少期のご馳走イメージで、からあげと同様に「美味しさレベル8とか9」で思っていたトンカツやハンバーグは、今冷静に吟味しながら食べても、物にも寄りますが「美味しさレベル8とか9」を維持している食べ物な訳です。

もちろん好みもありますから一概には言えませんが、僕の中での「からあげ」は「レベル9のすごく美味しい食べ物」から「レベル6の普通に美味しい食べ物」に再分類され、
斯くして、「好きは好きに変わりはないけれど自分で思ってたほど好きでじゃなかった食べ物」となりました。

勝手に思い込んで、その幻想やイメージ込みで飲食したり、食べ物以外でも物事や人物を見ていたり…という事はありませんか?
もしかしたらその幻想は死ぬまで付きまとうかもしれないし、あるタイミングで勝手に解けて価値観が一瞬バグったようになったりするかもしれません。

どっちが正しいかはわからないし、僕の時も一瞬価値観がバグったような謎の焦燥感もあったけど、新しい発見に気づけたことは面白かったです。

【お知らせ】
劇団WAGNASの団員(一緒に活動するメンバー)募集中です!
東京の新たな魅力とノスタルジーを感じたい方はぜひ劇団WAGNASへ!!

※芝居はしません…

興味ある方はこちら↓↓まで


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?