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りぃ介飼育日記⑨

劇団WAGNASオンダです!

現在のカエル写真は一番下!今日はちょっと長文…

アフリカウシガエルを飼う大半の人は雄を引き当てたいと思っているはずです。

何故なら雄のほうが雌の何倍も大きくなるから!
アフリカウシガエルを選ぶ人は、大きな化け物みたいなカエルを飼育したいのだからある意味当然ですよね(笑)

もちろん中には繁殖目的でペアで飼いたい人もいるかもしれません。
しかし一般に両生類の繁殖は難しい!

季節(気温)を生息地に合わせてあげれば発情を促せる哺乳類や爬虫類と違い、カエルなどの両生類は季節に加え湿度や雨なども関係し水辺に産卵するものが大半のため、飼育下でそれを再現しにくいというのがあります!

ちなみに人間は通年繁殖期なのでいつでも任意で発情できるわけですね(笑)

話は戻りますがアフリカウシガエル飼いの大半が引き当てたいと思っている雄…実は出回っている個体の大半が雄という説もあります!

アフリカウシガエルの大半はアメリカでの飼育繁殖個体です。
カエルなので当然オタマジャクシで、それが変態して子ガエルになった状態で販売されていきます。

しかしながらオタマや子ガエルの状態で雌雄判別は難しい…。
ですが実はオタマの時点から、雄は闘争心が強かったり成長スピードが早いため生き残りやすいという説があるのです。

アメリカ現地の飼育施設を見たことないからわかりませんが、正直高級な生き物でもありませんし、コスト面や効率面からも、数十匹単位でごちゃっとタライのようなもので管理されていることでしょう。

日本のカエルのオタマジャクシは水草とかコケとか平和な食べ物を好むけど、アフウシはオタマ時代から肉食性でむしろ同種のオタマがメイン餌と言わんばかりに共食いをして育ちます!

ゆえに共食いに残った強い個体や、成長が早くいち早く変態して子ガエルになった個体が生き残り、商業レートに乗っていくことでしよう。
それはつまり、その時点で雄のほうが多い…という可能性のお話。

多分これは事実だと思います!
命の選別は残酷なようにも思いますが野生動物は弱肉強食ですからね…りぃ介も雄だったら嬉しいです!

しかし雄のほうが大きいとか雌のほうが大きいとか、誰が考えてデザインされたんでしょうね。

普通に考えたら母体である雌のほうが大きくて強い方が理にかなっています。
自分の力で身を守れるし、何よりたくさん産めるし、産後の体力消耗も多少は抑えられますから。

一般に昆虫や魚や爬虫両生類など、下等生物チックな連中のほうが雌のほうが大きい傾向にあります。
当然例外もあり当記事のアフウシはもちろん、カブトムシなど甲虫や一部の派手な魚やイグアナなんかも雄のほうが大きいです。

哺乳類や鳥類は雄のほうが大きな傾向はありますが、種によってだいぶ例外も出てきます。
ヒトやライオンやクジャクは雄のほうが大きいですが、母系社会の群れで暮らすクジラなどは雌のほうが大きいです。

しかし逆に言えば雄のほうが大きな動物は、雌を巡って同種で雄同士が戦う生き物ってことなんだよなぁ。

同種同士で争うというのは、よく言えば知恵故の行動だけど、愚かで野蛮な行動にも思える。
ヒトだって守るためと言えば聞こえはいいけど、その前提は闘争な訳だし、やはり地球で一番優しい生き物はクジラなのかなー。

生き物って面白いですね。
この辺考えていくと宗教的な神様はわかりませんが、創造主とかクリエイター的な神様はいてもおかしくないような気もしてきます!

さて、今日は余談が長くなりましたが、本日のりぃ介は…


体重推移1/19 2.8g→1/26 3.8g→2/2 3.5g→2/9 3.9g→2/16 4.1g→2/23 4.5g→3/1 4.6g→3/8 5.9g

今回は給餌と排泄のタイミング的に一気に増えてました。
まぁそれを差し引いてもかなり成長ブーストは乗って来たと思います!

来週もお楽しみに!


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