電車にをかしを見出す僕ら

踏切を電車が通り過ぎると
一緒に遠くに行きたくなる
けれど目の前の電車には乗れないのだ

ここで言う「をかし」とは

だいたい枕草子の「をかし」だと思ってくれればいいです。
「春はあけぼの」とかの。
いや私は枕草子読んだ事ないんですけどね。

適当にググってみると、
「はっとした気づきから来る機知にあふれた感動を表す」
のだそうで。

ちょっとだけ現代語訳付きの枕草子当たってみた

今回はこちらをちらっと見てみたのですが、
どうも普通に人工物とか人の営みとかにも「をかし」を見出してる模様。
古典の授業では最初しか触らないから自然物限定の概念だと思ってました。
仮に清少納言が現代に生まれていたら「電車はをかし」と謳っていてもおかしくなかったかもね。
…話が終わっちゃったよ!

もう一度「をかし」に戻って

「はっとした気づきから来る機知にあふれた感動を表す」のならば
「なんか面白いのがあったからスマホで写真撮ったろ!」
ってそのままズバリ「をかし」なんですな。
日本人に限らず世界で色々な人がやっている事なので、
「をかし」に相当する言葉はきっと世界中にあるのでしょう。

Instagramとかやってる方々はみんな現代の清少納言だったというオチ。
キャプション添えてるとますます清少納言っぽいかも。


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