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アーマードコアVI DLC妄想

エルデンリングDLCを遊んでいたら思い浮かんだ設定。

↓以下の考察を基に妄想しています。


DLC名『White Raven(適当)』


プロローグ

アイスワーム撃破後、エアがNESTに漂う謎の圧縮データを発見する。

解凍にはパスワードを要求されるが、謎の無線通信によってヒントを得る。
パスワードは「RAVEN」。

明らかに621達へ向けられたものだと感じるが、真意は不明。

一先ず、解凍されたデータを確認するが、見ることが出来るのは膨大なファイルの一部分だけ、他を見るにはまたパスワードが必要らしい。

これらのファイルはどうやら戦闘ログのようだ。

しかし、通常の手段では再生できない。

中身を確認するにはアリーナの機能を一部流用して、戦闘ログをシミュレーションで再現するしかないらしい。
幸い、その辺りはエアが首尾よく執りなしてくれた。

こうして、621はアイランド・フォー動乱を駆け抜けた謎の傭兵として、過去の戦場を追体験することになる。


本編

時代は反企業連合とアーキバスが対立するアイランド・フォー動乱。
反企業連合はアイランド・フォー地域の経済的独立を求め、レジスタンス活動を行っており、なけなしの金を使い独立傭兵を雇った。

621が追体験する『HERON』と呼ばれる独立傭兵は、何故かアーキバス情報部門に追われていた。
そして、成り行きで反企業連合にスカウトされ『割安な傭兵』として、こき使われることになる。

反企業連合に手を貸し、情報部門の追跡を掻い潜りながら、アーキバス系列の施設をゲリラ的に襲撃する『HERON』。

その神出鬼没さと、どんな危機的状況からも生還することから、敵味方に『不死鳥』の渾名をつけられる。

しかし、始めは勢いのあった反企業連合もアーキバスの執拗な攻撃を前に、徐々に追い詰められていく。

『HERON』と反企業連合は最後の望みをかけてアーキバスデータセンターに潜入する。
極秘データをネタに企業と取引するのだ。
追撃するアーキバス部隊を撃破しながら、『HERON』は最奥にある機密データベースに辿り着く。
データベースからは、創業から間もない企業にも関わらず、膨大な実験データや調査資料が出てくる。

その中には、『ALLMIND』と『NEST』の文字が。

どうやらアーキバスは謎に包まれた独立傭兵支援プログラム達の出処を探っていたようだ。


データセンター最奥で『HERON』を追ってきたアーキバス情報部門『オキーフ』との戦闘。

『オキーフ』を撃墜するものの、背後に現れた『爽やかなAC乗り』から不意打ちを受け『HERON』は生死不明になってしまう。

「任務完了。スネイル殿、アーキバスの先行部隊はどうやら全滅したようだぞ」

「…腕のいい乗り手だったようだ。アーキバスの使い走りという立場でなければ、正々堂々手合わせしたかったよ」
「うん…惜しいな…」

『消え行く意識の中で聞こえた通話』


戦闘ログはここで終わったかのように思われた。

しかし、エアが厳重にロックが掛けられた続きのデータ見つける。

戦闘ログではなく、AC内に設置されたレコーダーの記録のようだ。

アーキバスに鹵獲された『HERON』のAC。
技術者がハッチを無理やりこじ開ける。

「何だこれは!?」
「急いで情報部門に確認を取れ『パイロットは脱出したのか』と、コックピットはもぬけの殻だ」

「この騒ぎの首謀者が逃げ仰たとなれば、上層部は大激怒だぞ」

「もっとも、そもそも”人が乗っていたなら”の話だが」

「主任、どういうことですか?」

「…君は噂に聞いたことがないか?アーキバス上層部が躍起になっている”人間を超えた無人AC”の研究を」
「アーキバスは、かつてアイビスの火で消失したルビコン技研の生き残りが立ち上げた企業だ。創業者は、ルビコン3から持ち出した研究でアーキバスを一躍大企業へ成長させた」
「そして、当時コーラル研究の最先端を行き様々な新技術を開発していた技研では、全く新しい形のAIを作り出そうとしていたらしい」

「ルビコン技研の生き残りが他にもいて、彼らが研究を完成させていたとしたら…」

「人工知能に姿形はなくとも、デバイスたるACさえあれば物理空間に干渉することも可能…」


(ACの起動音)


「メインシステム起動」


「!?」
「誰だ!誰が起動した!」


無人のまま突如起動した『HERON』と、それを操る621。アーキバスの研究施設を破壊しながら脱出を目指す。
アーキバスが開発した最新鋭の無人機や試作大型MTなどを撃破して、ようやく外へ出る。

すると、2機の機影が。

「来ましたよ、フロイト。契約通り、この依頼を達成した暁には、貴方をアーキバスが新設するAC部隊の隊長に迎えましょう」
「『不死鳥』を必ず仕留めてください」

「あぁ、勿論分かっている。スネイル殿」

「まさかお前と2度もやり合えるとはな…」

「以前のような小細工はしない…来い」

激しいAC戦を繰り広げる両者、フロイトとの激しい白兵戦の最中、スネイルが援護射撃を浴びせてくる。

「スネイル。邪魔をするな」

「…!?」
「この私を呼び捨てだと!?」

呼び捨てで気を取られた隙に大破するスネイル機。
邪魔立てするものがいなくなり、フロイトは満足そう。

「それにしても、まさに不死鳥のような復活劇だな」
「コックピットごと貫いたと思ったが…」

「もしや無人機か…?」

「いや、そんな筈はない。その闘気、まさしく歴戦の兵士だ」

決着は突然だった。

フロイト機を撃破した『HERON』。
しかし、パイロットは逃した。

再び、レーダーに機影。

聞き馴染みのあるオペレーターの声もする。

「レイヴン…ようやく見つけました。アイランド・フォーでのあなたの役割は終わりです」

「ここからは、私達の時代。さぁ、NESTがどちらの未来を選ぶか決めましょう。」

負けイベ風ラスボス。勝つと記録がバグって強制終了。


エピローグ

「最後に出てきたのは、レイヴン…?」
「しかし、こちらもレイヴンと呼ばれていました」

深まった謎に首を傾げるエア。

その時、再び謎の通信が。今度は依頼だ。

《BONUSMISSION:ブランチ伏撃》

ブランチ&レイヴンを同時に相手取るゴミミッション。
「3対1はクソ」と、Xで炎上する。

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