『真夜中のペンギン·バー』 ハルヲの読書日記《1冊目》
こんにちは。
今回は、横田アサヒさんの『真夜中のペンギン·バー』についてお話させて頂きます。
――悩める者だけが辿り着けるバーがある。
その不思議な店のマスターは、なんと人語を喋るペンギン。表紙のペンギンの可愛さと、美味しそうなカクテルに釣られて本書を手にした。この直感は大当たりだった。
お酒の描写に五感を刺激された。
チョコレートムースのようなアレキサンダー。アプリコットフィズ、ブラッディメアリー……他にも様々なカクテルが登場する。チャーム(いわゆるお通し)も美味しそう