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北陸鉄道浅野川線 #5 沿線風景

乗ってみて意外だったのは、電車がずっと住宅街の中を走っていることと、それ故か駅間が超短いこと。自分の中では、地方私鉄といったら長閑な風景の中を走っているイメージだったんですが、浅野川線は全然違いました。

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浅野川線で編成全体をすっぽり収められる
数少ない撮影地

浅野川線は名前の通り浅野川の流れに沿って走っており、これはその土手の上に立って撮ったものです。こんな感じの住宅街をずっと走っています。

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大河端駅に進入する内灘行き。読めますかこれ?

この背景に写っているのが浅野川の土手です。
あ、それとこの車両が幅広車です。一つ上の写真は幅狭車なんですが、それと比べて車体の裾の方が絞ってあるのが分かりますかね?たぶんこの角度が一番分かりやすいはず。

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浅野川線随一の撮影地、大野川橋梁を渡る8000系

この鉄橋も調べてみたら結構おもしろいのです。内灘(粟ヶ崎海岸)まで延伸される前はこの大野川を渡るすぐ手前に新須崎という駅があり、そこが終点でした。そのせいか地平から鉄橋に至るアプローチはかなり急勾配で、鉄橋自体の老朽化もあり15km/hというかなり低い速度制限が設けられています。シャッターチャンスを逃す可能性はほぼないので撮り鉄には嬉しい話ですね。
真ん中の橋桁だけ線路を包み込む形なのもおもしろい。そして架線柱もここだけ両側に立っています。

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