現在、日本でのSTEM分野("Science, Technology, Engineering and Mathematics" すなわち科学・技術・工学・数学の教育分野を総称する語)での高等教育や職種では、女性が男性より少ない傾向があります。中には、男性のほうが女性より数理を得意とする傾向が生まれつきあるからだという意見もあります。それはいつから始まるのでしょうか? 一つの説としては、幼少期のおもちゃと周りの大人が与える情報などが起因していると考えられています。 乳幼児
2019年12月16日に世界経済フォーラム(WEF)から世界ジェンダーギャップレポート 2020が発表されました。日本が前回の調査よりさらにランクを下げて153ヵ国中121位となり、先進国のみならず途上国も含めてかなり低い順位であることをニュースで耳にした人も多いのではないでしょうか。今回は、この結果やレポート内容に関する私たちの考察をお話したいと思います。 「ジェンダーギャップレポート」とは何か世界経済フォーラムは2006年から、ジェンダーによる不均衡(disparity
追記(2020/1/28) おかげさまで定員に達しましたのでこちらは終了致しました。 ===== 現在、Waffleでは大学生・社会人ボランティアを募集しています。ジェンダーギャップに真剣に取り組む法人として、行政・企業を巻き込んで一緒にムーブメントを起こしていく方をお待ちしております! 仕事内容Waffleの立ち上げ・事業開発を行うポジションです。 ・営業:スポンサーの獲得 ・財務:助成金申請 ・企画:イベントの企画、運営 ・広報:露出戦略から実行まで(プレスリリー
2019年11月9日から10日の2日間にかけ、全世界の女性にSTEAMED教育(*)を推進するアフリカ系NPOであるiamtheCODEの皆様とともに、10代の女子学生を対象に「『SDGs』の課題をプログラミングを通して解決する」というテーマのハッカソンを開催いたしました。 日本の女子学生に「テクノロジーの楽しさを知ることや、地球全体の問題に目を向ける機会を提供したい!」という強い思の込められたハッカソンでしたが、当日は約100人の参加者のそれを上回るような熱意に圧倒されま
こんにちは、一般社団法人Waffleです。私たちは、「STEM(Science/ Technology/ Engineering / Mathematics) 分野への進学・就職を選択する女子学生を応援する」ことをミッションに日々活動しております。 先日、OECDの学習到達度調査(The Programme for International Student Assessment 、通称PISA)の2018年の結果が発表されました。PISAの結果は、教育の現状を考察する上で