見出し画像

CL横浜予選最終戦(配信卓)の振り返り

こんにちは、ワデです。

CL横浜Day1お疲れ様でした。

先日書いたnoteと58枚同じリストを使用した雪道ミュウのデッキが、配信卓の最終戦に映っていたので、対戦を振り返っていきたいと思います。

この対戦は6勝2敗同士の対戦で、勝てばDay2進出、負ければ敗退というとても熱い1戦でした。

配信を見ていない方は、noteを読む前に配信をご覧ください。
https://www.youtube.com/live/femzEAjyRho?si=v2rZT9zcVnRco_zu

予選Aグループ9回戦

イトウシンタロウ選手vsマゴタリュウイチロウ選手

イトウ選手(とーしん選手)は、誰もが知っている最強のプレイヤーで、ポケカ四天王の一人です。

マゴタ選手は昔からの知り合いで、CL前に大阪で練習したりしていました。


振り返り

主にミュウ側の振り返りを行いますので、ミュウ視点の話が多くなっています。

また、一個人の考え方なので、必ずしも正しい考え方とは限りません。

有利不利

先攻 とーしん選手

後攻 マゴタ選手

ミュウ対ギラティナは、ミュウ側が有利だと思っていますが、ギラティナに先攻を取られると、ミュウ側は微有利ぐらいになると思っています。

ギラティナの勝ち筋は基本的に雪道で止めることであり、ミュウの負け筋は雪道で止まってしまうことです。

それ以外にどうしようもない事故などもありますが、対ギラティナにおいて意識すべきことは基本的に雪道ケアです。
(ただし、ミカルゲとドラピオンが入っている場合を除く)

雪道ケアの主な方法としては、封印石やスイーパーを温存すること、終盤の雪道ツツジに向けてデッキを圧縮することなどです。

サイドプラン

ギラティナ→3-3or2-2-3

ギラティナが勝つ時は、3-3で勝つことが多いと思います。

ミュウ→1-1-2-2 (順不同)

ギラティナを2回倒し、キュワワーなどの非ルールポケモンを2回倒して合計6枚のサイドを取り切ることが多いです。
この時、1体はギラティナvの状態で、パワータブレットを使わずこだわりベルトで倒したいです。

そして、1体はパワータブレットを使ってvstarを突破します。
つまり、早い段階でvstarを2面作られると厳しい戦いとなります。

非ルールのポケモンを倒すターンは、ボスを打たないので、手札干渉を行いながら倒したいです。

サイド落ち

ミュウ側のサイドにvmaxが2枚落ちていましたが、ギラティナは序盤からサイドを取り進めるデッキではないのでそこまで問題ないと思います。

また、vmaxがサイドの下にあったので、1枚目のvmaxがやられる前に2枚目のvmaxを拾えるだろうと思っていました。

プレイ振り返り

先攻 とーしん選手

後攻 マゴタ選手

先攻1ターン目 (ギラティナ)

ミュウ側にフュージョンエネルギーが入っていないことを知っていたので、ミカルゲがいないことをと祈っていました。
VIPパスでミカルゲを展開されなかったので、ホッとしました笑

ギラティナvを2面置き、キュワワーを3体並べ、雪道まで貼り完璧なスタートだったと思います。

(6-6)

後攻1ターン目 (ミュウ)

ミュウ側がされて嫌なことは、先1雪道と後半の雪道ツツジです。
後半の雪道ツツジはデッキを圧縮したり、封印石を場に準備するなどで対策できますが先1雪道だけは対策できません。
初手に雪道を剥がす手段があることをお祈りするのみです。
ただ、雪道ミュウはフュージョンミュウと違って、ドロサポートを多く採用しているので、なんとかなることも多いです。

今回の場合は、運良く初手にナンジャモを引けていたので、ラッキーでした。

ギラティナvstarがとーしんさんの手札に2枚ありましたが、それをナンジャモでデッキの下に送れたことはとても良かったです。
進化されたらHPが上がって倒しにくいからです。

ここでうまいなと思ったプレイングは、スターアルケミーを使わずに、vstarパワーを温存したことです。
手札にジャッジマンもあったため、ここで焦って雪道を剥がし、フュージョンシステムのドローをする必要はありませんでした。

実際、とーしん選手の先攻2ターン目の手札に雪道があったので、もし雪道を剥がしていても、雪道を貼り返されていた可能性があります。

雪道は剥がせませんでしたが、ミュウvにこだわりベルトを貼れたのはとても良いことでした。

ギラティナ対面では、パワータブレットを温存するために、こだわりベルトがとても重要になります。

(6-6)

先攻2ターン目 (ギラティナ)

ナンジャモの後、アクロマの実験を使われなかったので、ギラティナが進化することなく番が返ってきました。

(6-6)

後攻2ターン目 (ミュウ)

このターンは勝負のターンでした。
手札にジャッジマンとボスがありましたが、ボスを打つことを選択していました。

ギラティナvが2体とも進化していなかったので、僕もボスを打っていたと思います。
また、とーしんさんの動き的に、ハンドがそこまで強そうではなかったので、ジャッジマンを打ちたくない場面でもありました。

ジャッジマンではなくボスを打つデメリットとしては、雪道を割るために封印石を消費してしまうこと、vmaxが引けなかったら攻撃できないことなどがありました。

封印石を序盤で使ってしまうと、終盤の雪道ツツジへの耐性が弱くなってしまいます。
また、vmaxが2枚サイド落ちしていたため、vmaxに進化できないリスクも少しありました。

結果的にボスを打った後、vmaxを引くことができ、ギラティナvを倒してミュウ側がサイトを2枚先行しました。

封印石を温存するためにジャッジマンを打つという選択肢もありっだたと思います。
どちらがより良い選択だったかはわかりません。

ボスを打った後、vmaxを引きに行く際に、パワータブレットを1枚からうちしていました。
これは賛否両論ありそうなプレイですが、僕はプレミではないと思っています。

1体目のギラティナを進化される前に倒せそうだったので、残り1体のギラティナが進化したとしても、パワータブレットはベルト込みであと2枚しか使いません。
つまり、ここで1枚からうちしても、パワータブレットが1枚余ることになります。

このターンにパワータブレットを使わず温存しながら引き進めるプレイングも、もちろんありだと思います。
ただ、この番にvmaxになって技を使えないと概ね負けるので、勝負に出ても良いタイミングだったと思いました。

(6-4)

先攻3ターン目 (ギラティナ)

またしてもアクロマの実験を引くことができず、ギラティナvstarに進化することもできずとても苦しい展開でした。

ただ、雪道だけは貼ることが出来、ウッウのおとぼけスピットを使ってvmaxに110与えました。

(6-4)

後攻3ターン目 (ミュウ)

このターンは、ミュウ側の引きが完璧で欲しいカードを全て持っていました。

ロストスイーパーで雪道を剥がし、サイドから拾ったvmaxを進化させ、ボスでギラティナvを呼び出すなどやりたい放題でした。

これにより、とーしんさんの盤面にギラティナがいなくなったので、ミュウの勝利がかなり近づきました。

ただ、ここからでも捲ることが出来るのがギラティナというデッキです。
雪道ツツジ、雪道ナンジャモには無限の勝ち筋があります。

ここで、ミュウ側は1つプレイミスをしていたと思います。

2体目のギラティナvを倒すターンにデッキを圧縮しなかった点です。

2体目のギラティナを倒すと、残りサイドが2枚となります。
つまり、ツツジの圏内に入り、ナンジャモを打たれても手札が2枚となります。

後攻2ターン目に封印石を消費してしまっているため、雪道ツツジに備えて山札を圧縮しておく必要があったと思います。

ボスでギラティナvを呼んだあと、フュージョンシステムが1回残っていた状況で、手札が以下の6枚でした。

てちょう、ジャッジマン、ロストスイーパー、雪道、ハイパーボール、パワータブレット

ここから、てちょうを使ってボスを2枚山札に戻し、2回目のフュージョンシステムで1枚ドローしました。

理想的なプレイングとしては、てちょうを使った後、ハイパーボールで雪道とパワータブレットをトラッシュして、フュージョンシステムで4枚ドローだったと思います。

ギラティナが盤面からいなくなるため、次のターンにギラティナvstarが出てくることはありません。
よってパワータブレットはもう使わなくて良くなります。

次のターンのギラティナ側のバトル場は、非ルールポケモンとなるので、パワータブレットを使わずに倒すことができ、その次の番にギラティナvstarがバトル場に出てきたとしても、あなぬけかボスで勝つことができます。

2ターン先のギラティナvstarを警戒してパワータブレットを温存するよりも、雪道ツツジのために少しでもデッキを圧縮しておくほうが良いと考えます。

雪道を割ることさえできれば、残りのデッキ枚数的にボスかあなぬけを引くことは容易だったはずです。

ただ、圧縮する際にロストスイーパーのからうちはしてはいけません。
山圧縮の目的は雪道ツツジ対策なので、雪道を割るカードを消費しては本末転倒です。

ジャッジマンをコストにしてトラッシュするかどうかは悩ましいところです。
雪道ツツジ後のドローサポートとして活躍するため、温存しておきたい気持ちがあります。

(6-2)

先攻4ターン目 (ギラティナ)

ギラティナvをベンチに置きながら雪道ツツジを使いました。
また、ウッウのおとぼけスピットで、体力満タンのミュウvmaxに110のダメージを与えました。

ここで、ミュウ側はあなぬけのひもを打たれていましたが、個人的には無傷のミュウvmaxを残しておくために、ダメージが110のっているvmaxにおとぼけスピットをくらったほうが良かったかなと思います。

この番、あなぬけを2回打たれていたので、1回目はミュウvをバトル場に出し、2回目はダメージを負っているvmaxをバトル場に出すのが良かったかもしれません。
これにより、vmaxが合計220のダメージを負ってしまいますが、それで良かったと思います。

次のターンにダメージがのっているミュウvmaxでウッウを倒すことにより、ギラティナ側にロストインパクトを強要することが出来ます。(ベンチに無傷のvmaxがいるため、スターレクイエムを温存しなければならない)

ロストインパクトを打ったことによって、ギラティナのエネルギーをロストする必要があり、次の番のギラティナ側の要求が少し重くなります。

(6-2)

後攻4ターン目 (ミュウ)

雪道を割ることが出来ず、ミュウvmaxのダイミラクルでウッウを倒しました。

この時、手札にあなぬけのひもを持っていたので、次のターンに手札干渉されず番が返ってきていれば、ベンチの非ルールポケモンを呼び出して勝っていました。

(6-1)

先攻5ターン目 (ギラティナ)

ナンジャモを使いました。

その後、ギラティナvstarに進化し、スターレクイエムを使ってミュウvmaxを倒しました。
とーしん選手の手札にボスがあったので、番が返ってきていれば、ボスからのロストインパクトでギラティナ側が勝利していたと思います。

(3-1)

後攻5ターン目 (ミュウ)

ナンジャモ後にタウンデパートを引いていたので、雪道を剥がし、ボスの指令を使ってヤミラミを呼び出し、ミュウ側が勝利しました。

最後はウッウロボからボスを持ってきましたが、コインが裏でもボスの指令かあなぬけのひもを引けていたと思います。

結果的にスタジアムを引けましたが、かなり危ない展開でした。
序盤かなり優勢だったので、雪道ツツジの強さを改めて実感しました。

(3-0)

感想

総じて、ミュウ側の引きが良く、ギラティナ側の引きが悪かったです。
とーしんさんは一度もアクロマを使えていません。

ただ、もともと雪道への対策を厚くして、ギラティナを重く見た構築なので、ミュウの方が有利かなと思っていました。

ミュウが勝って素直に嬉しかったです。

おわりに

色々と書きましたが、実際配信卓でプレイすると、とてつもなく緊張します。
しかも相手はポケカ四天王のとーしん選手で、勝てばDay2、負ければ敗退という崖っぷちの対戦です。

この状況下で理想通りプレイすることはとても難しいため、プレイ内容を非難するつもりは全くありません。
すごくうまいプレイングだったと思います。

(僕も過去の配信卓で、サポートを1ターンに2回使うという大ミスをしています。
この時は、対戦相手の方が気づいてくれたので、ジャッジによる巻き戻しが行われました。)

今回の雪道ミュウのデッキリストや、ギラティナ対面の詳しい立ち回りなどはこちらのnoteに書いていますので、興味がある方は、是非読んでみてください。
【自主大会優勝】黒炎環境のミュウVMAXデッキ解説|ワデ

本日のマッチアップも追記しています。

明日のDay2に参加される方は、頑張ってください!
明日も配信を見ながら応援しています!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?